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第174回 ネマタの麻雀徒然草

第174回 ネマタの麻雀徒然草

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ネマタの麻雀徒然草とは
  • 『ネマタの麻雀徒然草』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる「麻雀に関する話題を徒然なるままに書き連ねていく」コラムです。
  • 第1回はコチラ

昨今では書籍だけでなく、動画形式で様々な方が良質な麻雀講座を挙げられるようになりました。お勧めを一つ挙げろと言われれば、私ならこちらを紹介します。
統計に基づく中級者麻雀講座 -ぐっさん @G3_gussan


講座のタイトルに「中級者」とあるように、麻雀講座は初級者向け、中級者向けのような区分けがされます。しかし、具体的にどの程度の実力で区分けするかとなるとこれといった基準がありません。こちらは講座の内容を身につければ天鳳六段に到達できるレベルの内容のみを扱う「中級者向け」の講座なので、天鳳六段に到達できるレベルは上級者とみなしていると言えそうです。

一方、初代天鳳位著作の「超精緻麻雀」では、天鳳六〜八段を中級者とみなしています。発売当時、設定が高過ぎるのではないかという意見も多数見受けられましたが、本人は自身が遊ばれているシューティングゲームや音楽ゲームを引き合いに出して、上達の余地が十分過ぎるほどある以上、天鳳八段程度でも中級者とみなしたと解説されていました。

「超精緻麻雀」レビューの際にも申しましたが、私としては天鳳六段でも上級者と呼んでよいと考えます。上級以上を目指す打ち手の集まりの中に居るとつい失念しがちですが、麻雀は対戦ゲームの中でも特に競技人口が多く、しかも運要素があるので、上達が結果にすぐ結びつくとは限らないゲーム。少なくとも私よりずっと実力が高い打ち手が、「自分は精々中級者」と謙遜されるより、「誰しも上級者になれる。努力次第でそれ以上を目指せる」という価値観が浸透した方が、今後新しく麻雀を学ばれる方にとっても励みになるのではないかと思うところです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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