麻雀ウォッチ

日本最大級の麻雀専門ニュースサイト!プロ雀士やイベントの情報をはじめ動画やマンガ・アニメ、アーケードゲーム情報まで麻雀関連の事柄全てを網羅します

学生麻雀連盟
第211回 ネマタの麻雀徒然草

第211回 ネマタの麻雀徒然草

CABO求人全自動麻雀卓スリム
ネマタの麻雀徒然草とは
  • 『ネマタの麻雀徒然草』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる「麻雀に関する話題を徒然なるままに書き連ねていく」コラムです。
  • 第1回はコチラ                     

連荘に関する取り決めと言えば他に、「オーラスのアガリやめ、テンパイやめ」があります。オンライン以前の麻雀ゲームでは採用されないことも多かったですが、今ではすっかり定着しました。

アガリやめを採用しない場合、ラス親でアガってトップ目になっても終了できず、流局ノーテンでも確実にトップで終えるためには2着目と4000点以上差をつけている必要があります。しかも当時の麻雀ゲームは、「南場は流局連荘」をオプションとして採用できるものも少なからずあり、このルールだとラス親は他家の誰かがアガるまで対局を続けることになり、自分の意志で局を終わらせることが出来なくなります(ゲームが「有限」でなくなる問題点は第17回で取り上げました。)。個人的に昔から、ラス親になった時にやたら不利なのが納得いかなかったので、アガリやめができるルールがあると知りとても嬉しかった記憶があります。回転率の観点からも、採用されることが多くなったのもうなずけます。

アガリやめに関する取り決めもルールによって様々です。まず、テンパイでもやめられるかどうか。現在のオンライン麻雀はテンパイやめありが主流ですが、天鳳は一時期テンパイではやめることができず、天鳳以前のオンライン麻雀もアガリやめのみ採用が主流でした。「トップ目の役無しテンパイは、手変わりを待った方がアガリやすいのでなければ即リーチ」は『科学する麻雀』(講談社版)で生まれたセオリーですが、データ元の「東風荘」が「流局連荘」であることに留意する必要があるでしょう。「テンパイ連荘」かつ「テンパイやめ無し」なら、トップ目親の終盤テンパイは流局ノーテン狙いでリーチしないことが増えます。

トップ以外でもアガリやめが出来る場合があります。「ハンゲーム」の麻雀はこのルールでした。オーラス親でアガってトップでなければ続行かどうかを選択するシステム。ラス目なのにうっかり「NO」のボタンを押してラス確してしまった人…の話は聞いたことがありません(笑)

トップ目のアガリやめが「義務」か「権利」かでも分かれます。オンライン麻雀は「義務」が主流ですが、もし「権利」であれば、前期の天鳳名人戦の結果が変わった可能性があります。「権利」を採用しているオンライン麻雀には「雀ナビ」があります。アカギVS鷲巣戦を思い起こさせるような、「むしれるだけむしる」が出来るのが魅力的ですが、実際には着順落ちのリスクを恐れずに済むダントツになれることはそうそう無く、なれたとしてもその時は誰かがトンでいることが多いので、実行に移せた試しはありませんでした(笑)

アガリやめがだいぶ浸透したとはいえ、競技麻雀の場では採用されないことが多いルールです。最近になって不採用に変更された例もあります。理由はラス親が有利になり過ぎるため。優勝を目指す大会形式であれば、最後まで逆転の可能性を残せるラス親はなおのこと有利なポジションになるので採用されないのもうなずけます。

大会形式でなくても、アガリやめがあるとラス親有利(ただし採用しないと今度はラス親不利)で不公平ということで、オーラスに限らずアガっても親を流せるというルールもあります。オーラストップ目ほど親をやめられるのが効果的にならないのでまだラス親有利ではありますが、東大の学園祭ではこのルールが採用されていました。東風戦で着順のみを競うルールだったこともあり、東1で4000オールをツモった時は喜んで親を流していました。

個人的には連荘そのものを無しにしてもよいのではと思っていますが、大会形式の場合は優勝がほぼ確定してしまう消化試合が起こりやすいという問題点があります。そこで、最終戦のみはオーラス以降、アガった人が総合トップになるまで続行というルールはどうでしょうか。連荘ではなく勝負がつくまで西入、北入…と局が続きます。北入しても決着がつかなければ…第208回のようにと続く方式にしましょうか、の次はにするのかにするのかにするのか…ちょいとおふざけが過ぎましたね。今回はこのくらいにしておきます(笑)

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

新着記事

Return Top