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第243回 ネマタの麻雀徒然草

第243回 ネマタの麻雀徒然草

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ネマタの麻雀徒然草とは
  • 『ネマタの麻雀徒然草』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる「麻雀に関する話題を徒然なるままに書き連ねていく」コラムです。
  • 第1回はコチラ

前回で麻雀牌のデザインについては一段落…のつもりでしたが、字牌がまだありましたね。一般的に麻雀牌の字牌に使われている字体は「毛筆体」。は真ん中の線が止めずに跳ねている。は斜めの二本の線がはみ出ている。は真ん中の二本の線が真っ直ぐになっている。は左下と右上の線がくっついている。は横の線が右斜めになっている。それぞれ楷書体とは異なる特徴があります。実は以外はこの記事を書こうと思うまで全く意識していませんでした。普段私がいかに、麻雀牌を見ているようで正しく見えていないことをまたしても知らされる羽目になりました。

昨今では子供向けの麻雀教室も開かれるようになりましたが、もし麻雀牌で漢字を覚えた子供が、小学校の漢字のテストでをこの字体で書いたらどうなるのか。東西南北の方角を間違えて覚えてしまうのと同様の懸念がありますが、本当にそうなったら、むしろそれだけ麻雀が世代を超えて浸透したということになるので喜ぶことにしましょう(笑)

発の旧字体は「發」ですが、麻雀牌のは中が「弓矢」になっているものが多く見受けられます。いわゆる異体字ですが、よく見ると「弓矢」とも少し違いますね。何故異体字が使われているのかについては、深い意味があるというわけではなく、日本に麻雀が広まった時に輸入された麻雀牌の多くがたまたまその字のものが多かった為。現在の中国製麻雀牌は大半が「發」の字を用いているそうです。

折角なのでの話も。小学生の姪に麻雀を教えていて、何も書いてないから白なんだよと教えたら、「どうして『白』という漢字があるのに何も書かなかったの?」と聞かれ、何と答えればいいか分からなかったという話がありました。質問に対する回答を見るに、これも理由ははっきりとは分かっていないようですが、「何も書かなくても何を示しているのかが分かる」。これに尽きるのではないでしょうか。デザインとしてこれ以上有り得ない最高のものだと思います。

ちなみに黒塗りの麻雀牌だと白という漢字か、白と分かる模様が描かれているものが大半ですが、中には本当に何も描かれていないものもあるようです。しかしこれでは表裏の区別がつきにくいですし、そもそも「白」じゃなくて「黒」ですね(笑)お後がよろしいようで。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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