ゴッドハンド
ゴッドハンドというのは、片山まさゆきさんという漫画家が描きました「ぎゅわんぶらあ自己中心派」という漫画があるんですけど、ここに登場する、無駄ヅモをしない雀士のことをゴッドハンドと称しておりました。
ゴッパー
ゴッパー、5800。正しくは、親の和了点です。親の和了点で5800点のことをゴッパーといいます。
誤ツモ(ゴツモ)
誤ツモとは、聴牌していて「ツモ」と発声する。
ツモ
あら、間違えました。牌を開ける、開けないは別なんですが、ツモという発声をしてしまって、違っていた。これが誤ツモです。分かりますね。誤ツモしたときは、その場の取り決めによりますが、発声したら和了放棄、倒牌したらチョンボになります。
小手返し(コテガエシ)
小手返しとは、今を持っているところにをツモってきます。をツモってきたのに、手牌の中でその場所を交換して、をツモってきたかのように見せて、ツモ切りするふりをする。そうすると、手牌にはが入っていますね。ちょっと私、下手ですからうまくいかないんですが、昔は音も出さずにスッとできたんです。ツモってきた牌を手牌と入れ替えて、手牌の中にある牌をツモってきたかのようにして切る。これが小手返しという技です。あまりしないほうがいいです。品が良くない。
ゴト師(ゴトシ)
ゴト師=如何様師のことです。いろいろな如何様技を使う人たちをゴト師といいます。
5ノコ(ゴノコ)
5ノコとは、麻雀をするときに、親がサイコロを振って10の目が出たときに、下家の前の山の、自分から見て手前から5つ残すんだよということです。5つ残して、4枚持ってくると、ちょうど切り出し位置から牌が取り出せると。山の遠いほうから10数えるの、大変でしょ。1、2、3、4、5、6、7、8、9、10って。じゃなくて、逆側を5個残して取れば、10の出目に見合った取り出しができると。それを5ノコだよと、昔、教えられました。
小場(コバ)
小場とは、高い手が全然出ないで局面がどんどん進んでいる状況。小場だね。1000点、2600、500・1000、安い手ばっかりじゃん。そういう和了ばっかりで局面が進んでいくことを小場といいます。
500点棒(ゴヒャクテンボウ)
500点棒は、今の時代、非常に便利で重宝されていますが、100点棒5本を1つの棒にまとめて、500点棒として扱っているところや、牌のセットに入っていることが多いです。100点棒を5本出すよりも500点棒で払ったり、500点棒でお釣りを払うと。そういうやり方が今、主流になっております。
誤ポン(ゴポン)
誤ポンとは。まず手牌をご覧ください。
本当はポンなんです。でも、あわてんぼうさんがいるんです。のほうを見せちゃって牌を切っちゃう。
牌をさらした後でを切ってしまった。捨て牌を打ってしまったら、もう訂正できないんです。いや、だったよって変えたい。
そこは駄目なんです。誤ポンなんです。誤ポンは、打牌する前まではいいんです。打牌するまでは、ポンと言って牌をさらしても、違ったこっちじゃなかったと訂正する。これはいいんです。でも、ポンと言って、打牌しちゃったら誤ポンです。誤ポンしたときは、その場の取り決めによりますが、和了放棄やチョンボになります。
五三(ゴミ)
五三とは、子供の最小点、最小得点、1000点の和了をツモったとき、親に500点払ってもらって、子方から300点ずつもらいます。これを五三と略して、ゴミみたいな和了だよみたいな言い方をして言っている方がけっこういらっしゃいます。私も、プライベートの麻雀では、五三とか言ってしまったりすることもありますけれども、正しくは300点・500点です。300点・500点の和了、1000点の和了を五三と呼んでいます。
五三拾い(ゴミヒロイ)
五三拾いとは、1000点の和了をツモると300点・500点ですけど、そんな安い手ばっかり和了っている人。「おまえ、五三拾いしているんじゃないよ」とかいう嫌味な言い方をすることがあるんです。また五三拾いかよって。ツモ、300点・500点、ツモ、300点・500点とかいって、和了っている人。あるいは、1000点、はい1000点とか和了って、場を進めていっているような人。「そこまでして和了りたいのかよ、この五三拾いが」みたいな言い方をします。
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