序盤、6巡目あたりまでの辺張の見切り時について解説します。
ツモ
辺張外しの典型的な手牌です。の辺張以外はタンヤオですから、
から外します。
を切った後に
を引いてきても、打点と好形が見込める手ですので、
を切ります。
ツモ
を引いて、雀頭候補ができました。
か
を切れば1面子が確定しますが、他の面子の候補である
、
、
には不安があります。
の連続形から2組の面子を考えると、6面子の候補があると見ることができます。候補が多いときは、形の良いところを大事にしますので、
を切ります。
から切りますが、
を引いたら両面形なので、振聴を残してもいいです。振聴を残す場合は、
か
を切ります。
より、
待ちのほうが良いので、
は残します。
ツモ
を引いて1組できましたので、残り3組です。
で2組目。
で3組目。
と
で4組、5組の候補があります。問題は
の辺張形です。
での
や、
での
のように、待ちがダブっていて、二度引きが必要になるパターンです。
のスジは
で使えますので、辺張を先に落とします。この場合は、
から切ってもいいですが、
から切って、
が来たら連続形の4枚にしてもいいです。ただ、振聴になりやすいので、辺張を両方とも外すつもりで考えます。
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