こんばんは、まろちょふです。
今回は6/24(土)に麻雀スリアロチャンネル で放送された第9期RMUリーグ第3節での阿部孝則プロの一打を紹介します。
対局者は阿部孝則プロ、河野高志プロ、谷井茂文プロ、松ヶ瀬隆弥プロの4名です。
RMUリーグは、年間11節最大40半荘を行います。第9期は6人打ちのため、第1節~第6節までは各節1人が抜け節となり、残り5人で抜け番制の5回戦を行います。第7節は2人ずつ抜け番の6人打ちで6回戦行い、終了時に下位1名が脱落。第8節は5人打ちで5回戦を行い、終了時に下位1名が脱落。9~11節は上位4名にて、各節4回戦を行います。
ルールは30000点持ち30000点返し、順位ウマが5-15となります。最高位戦ルールと比べ、ウマが半分となっており、素点が重要となります。
場面は1回戦東4局、谷井プロの親番、ドラはです。阿部プロが前局満貫をあがり、トップ目となっています。
配牌はこちら。
ドラが1枚ですが他の塔子がまとまっています。が重ならないと使いづらい形。
を仕掛けられれば速攻が可能な配牌です。
ツモで678の三色も見える形に。まだドラ引きは見たい為、打
とします。
を引き678の三色が現実的に。
を切り形を決めます。
続いて絶好のツモ。
を切れば完全1シャンテンとなりますが…?
阿部プロは打を選択。
が1枚飛び(
はドラを重ねる前に切られ、これをスルーしています。)であるため、
にくっついた平和移行まで見た手順です。
ここで残したに…
目論見通りのツモ。
の対子落としにはいります。
ここで河野プロのリーチ。宣言牌
と全て手出し。七対子がかなり怪しいリーチに見えます。待ちは
。
阿部プロは1シャンテンがしばらく続きますが、無筋のも勝負。七対子濃厚のリーチと見て押しやすい牌だと判断しているかもしれません。
見事高めのを引き聴牌。
が現物かつ場に3枚飛び。ダマテンを選択します。
見事を引き、ツモ平和三色ドラドラのあがりに。配牌から想像つかないような綺麗な手に仕上がりました。
高打点を目指した手組が結びついた見事な判断でした!