こんばんは、まろちょふです。
今回は5/31(水)に麻雀スリアロチャンネル で放送された第42期最高位戦Aリーグ 第5節での村上淳プロの一打を紹介します。
対局者は石橋伸洋プロ、村上淳プロ、中嶋和正プロ、坂本大志プロの4名です。
最高位戦Aリーグは全12節・48半荘を戦うリーグ戦で、成績上位3名が最高位決定戦に進出、下位2名がB1リーグへ降級となります。
ルールは30000点持ち30000点返し、順位ウマが10-30となります。
場面は4回戦東2局、村上プロの親番、ドラはです。東1局は。
配牌はこちら。(1巡目が確認できなかったため2巡目になります)
ドラが1枚あり2面子。好配牌と言えるでしょう。
3巡目にを引き、打点的にも形的にもうれしい手に。
5巡目にネックなを引き入れて1シャンテンに。あとはにくっつけば申し分ない形です。
6巡目にを引き打とします。
ドラにくっつかないのであれば、ダブで打点をカバーしつつ、守備意識も兼ねての選択です。
8巡目にを引き、こちらはより平和の受け入れが多いため、残して東切りとします。
9巡目、なんと予想外のを引いて聴牌を果たします。現状の待ちはのシャンポン待ち。
ダマテンに取れば引きの良形変化があり、打にすればくっつきの1シャンテンでドラ3が活かせる形となりますが・・・
村上プロはこの形のまま立直を選択しました!親番としての牽制効果も期待でき、長引けばのツモあがりも期待できるという判断でしょう。
そして立直時点では山にが1枚ずつ残っており・・・
なんと高めのをツモ!親の跳満で6000オールのあがりとしました!
思い切った判断で他家の手を止め、自力で引き入れた見事な判断でした!