こんばんは、まろちょふです。
今回は6/25(日)に麻雀スリアロチャンネル で放送された第16期雀王戦Aリーグ 第5節での鈴木たろうプロの一打を紹介します。
対局者は鈴木達也プロ、鈴木たろうプロ、橘哲也プロ、小室勇人プロの4名です。
雀王戦Aリーグは14名が全10節・40半荘を戦い、成績上位3名が現雀王・角谷ヨウスケへの挑戦権を得る対局です。
ルールは25000点持ち30000点返し、順位ウマがトップから50-10-▲10-▲30となります。トップを取ることが非常に重要となります。
場面は1回戦東3局1本場、橘プロの親番、ドラはです。
北家の鈴木たろうプロの配牌はこちら。
ご覧の通り驚きの配牌。四暗刻、混一色を狙います。
3巡目であっさり聴牌。しかしここで難しい選択となります。
三暗刻確定の単騎とするか、が高めの待ちとするか。
どちらにせよ、この順目でダマテンで出あがりするのは勿体ないように感じられます。
また、メンホン三暗刻をリーチして和了れば既に倍満。現状の待ちが既に優秀であるため四暗刻変化は見ないのが現実的な選択でしょうか。
とても難しい判断で、意見が分かれるかもしれません。皆さんはどう打ちますか?
鈴木たろうプロはを切り立直を選択。安めの出和了でも跳満あるため和了逃しにくい広い待ちを選択しました。
しかし無情にも一発ツモ牌は。結果論ですが即裏目を引いてしまいました。
そしてを槓子とした親の橘プロが暗槓、そしてカン待ちの立直に。鈴木たろうプロの高めのの引き合いとなりました。
鈴木達也プロが待ちの聴牌。3人でのめくりあいとなりましたが…
最後のを鈴木たろうプロが引き倍満のあがりに。
しかしを捉えられていれば四暗刻のあがりもあったでしょうか?
と考えられますが、三面張のダマテンにした場合、は和了牌となっているため四暗刻に受けるとフリテンとなってしまいます。
ですので、だけの変化の為のダマテンは難しいと私は考えてしまいます。
皆さんはこの手が入ったら、果たしてどの選択を選びますか?