こんばんは、まろちょふです。
今日は11/4(土)に麻雀スリアロchで放送された第16期雀王決定戦3日目での金太賢プロの一打を紹介します。
対局者は角谷ヨウスケプロ、鈴木たろうプロ、田内翼プロ、金太賢プロ。全4日20半荘に渡る戦いの13回戦目の東4局4本場を振り返ります。
12回戦までのポイントはこちら。
金太賢 | 鈴木たろう | 田内翼 | 角谷ヨウスケ |
150.1 | 73.0 | ▲69.6 | ▲156.5 |
そして13回戦は下記の状況で東4局4本場。
角谷ヨウスケ | 南家 | 16700 |
金太賢 | 西家 | 25700 |
田内翼 | 北家 | 17700 |
鈴木たろう | 東家 | 39900 |
たろうプロが親番で連荘。ここで更なる加点ができると大きくトップに近づきます。
この一局の牌譜はこちら。
ドラは 鈴木たろうプロの親番になります。
4人の配牌はそれぞれこのような形。
連荘中の鈴木たろうプロがダブ東暗刻の勝負手。しかし金プロがダブリーチャンス。そして角谷プロの1巡目。
を引き123の三色が見える形に。
見た目不要そうながありますが、純チャンまでみては残し、打。これが後に活きる一打となります。
を引いて打。この河で受けと受けがある恐ろしい進行となっています。今回の決定戦では、角谷プロの手役を睨んだ先切りがかなり多く見られた印象でした。
金プロ、ダブリーならずでしたが自然な進行で4巡目リーチ。のシャンポン待ちです。
この宣言牌のを鈴木たろうプロがポン。1シャンテンとなります。
次順の危険牌の引きで打。ドラ周り引きで復活を見て回ります。
まだ遠く、あがりは厳しいと思われた角谷プロですが、必要牌でありラス牌かつ金プロに当たる引き。の場況の良さもあり、まだノーテンですが打と勝負。
鈴木たろうプロは重ね、角谷プロはツモの単騎ハネマン確定のリーチ!
狙っていた単騎にたどり着きました!
そして鈴木たろうプロ、を引きどの対子を切るかの選択に。は危険なので、か、ちょっと攻めてか、という場面でしたが・・・
なんとのツモ切り。字牌であればの方が狙いやすく、どちらにせよダブ東トイトイで12000の手であるので、更なる1ハンにはこだわらないとこと。角谷プロの河がイレギュラーであるので中張牌の方が山にいるとの判断もあるかもしれません。
そしてをポンして聴牌。あとは三者の捲りあい!
これを制したのは鈴木たろうプロ!リードしている金プロからの大きな12000の直撃となりました!
金プロの先制リーチに対し、角谷プロと鈴木たろうプロが本手でぶつけあう見応え溢れる一局でした!