2019年8月26日(月)東京都渋谷区でSMA学生麻雀フェスが開催されました。
このイベントは一般社団学生麻雀連盟が主催、一般社団法人Mリーグ機構共催・特別後援の小学生麻雀教室と中高大生麻雀交流大会。
ゲストに日向藍子プロ含む渋谷ABEMASを迎えた、大盛況のイベントとなりました。
午前の部は小学生麻雀教室。ピンズのみを使った4枚麻雀で、アガリの形を渋谷ABEMASが教えてくれます。
未経験の小学生がほとんどでしたが、すぐに4枚麻雀を理解し、このあとの13枚の麻雀でも難なくゲームを進行していました。かなりレベルが高く、まさにスポンジのように知識を吸収していると感じました。
この日は地上波メディアの取材もあり、その日の夕方に小学生麻雀教室の様子が放映されました。
▼小学生向け“麻雀教室”プロの指導に親子で大興奮|テレ朝news
教室が終わったあとには、日向プロに手紙を渡す小学生も。麻雀プロと小学生との交流場面に思わず笑みが溢れます。
小学生麻雀教室を終えて、渋谷ABEMAS4選手はインタビューでこう応えました。
日向プロ「今までは、新しい世代が麻雀を覚えてくれればいいな、ぐらいの感覚だったのですが、実際に自分が女の子を生んだことで、より新世代に麻雀を覚えて欲しいと思うようになりました。家族みんなで麻雀をするのが夢で、自分の子供には正直プロにもなってほしいくらいなんです。なので今日実際にこんな高いレベルで小学生が麻雀をしているのをみて、麻雀界の未来に希望がもてて、すごくうれしい収穫がたくさんありました」
松本プロ「今まで小学生が麻雀プロに直接教わる機会ってあまりなかったと思うので、とてもいい機会だなと思いました。小学生と触れ合って分かったのですが、本当にレベルが高くて、今このペースで麻雀を覚えていったら将来どうなってしまうんだろうという危機感もありました。今日ここに来ていた子供たちと将来また一緒に打ちたいですね。麻雀界の未来は明るいなと思いました」
白鳥プロ「小学生に麻雀を教えるのってどう教えるか難しいかなと思っていたのですが、実際に教えているときには教えるもの以上にすごく刺激をもらいました。自分にとってすごくプラスになったと思いました」
多井プロ「僕は麻雀界を代表してヒーローになりたいという思いがずっとありました。みんなに元気を与えられるような存在でいようと、ずっと思っているんです。でも麻雀って勝つことよりも負けることの方が多い競技で、最近僕自身いくつか試合に負けていて、元気がなかったんですけど、小学生と触れ合ったことで逆に元気をもらいました。なので個人でもABEMASとしても必ず次のシーズン優勝して、パワーを返したいというか、元気をあげたいというか、お返しがしたいという思いでいっぱいです」
各選手、子供たちのレベルの高さへの驚きと、麻雀界の未来の明るさに、笑顔をほころばせながらインタビューを終えました。
午後の部では中学生以上が参加する交流大会。総勢69名が参加しました。
参加者は勝負に集中し、会場には牌の音が響きわたっていました。中には大三元を成就された方も。
最高位戦日本プロ麻雀協会の山田独歩プロが黒子に入る卓もあり、参加者はかなりの刺激を受けたのではないでしょうか。
大会が終わったあとは表彰式の前に、選手との1局麻雀や、サイン会、トークショーなど、選手と学生が交流できるアトラクションが盛沢山でした。
松本プロは1局麻雀で四暗刻のアガリを決めていました!
トークショーでは、多井プロはあと5時間は語れると話し、熱量のある内容に参加者はしっかりと耳を傾けていました。
表彰式では上位入賞者にはメダルや、パブリックビューイングペアチケット、渋谷ABEMASグッズが贈呈されました。
最後は参加者全員で記念撮影。終始笑顔と笑い声が絶えない、賑やかで楽しいイベントとなりました。
こうした麻雀プロと学生が交流できる場所がより増えていき、麻雀人口の増加につながるイベントが全国各地で開催されることを願います。