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アルゼンチンからやってきたプロ雀士! ニコラス(日本プロ麻雀協会)【第1回イケメンプロ雀士特集】

アルゼンチンからやってきたプロ雀士! ニコラス(日本プロ麻雀協会)【第1回イケメンプロ雀士特集】

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こんにちは!編集長の佐田です!

最近ふと思ったのですが、綺麗でかわいらしい女性が多い麻雀業界。その特集記事なども多くありますが、あれ?かっこいいプロ雀士の特集ってあんまりないのでは…?

じゃあイケメンプロ雀士特集やっちゃいますか!ということで、イケメンプロ雀士特集、第1回は日本プロ麻雀協会のニコラスさんです!

初っ端からイケメン、外国人、プロ雀士、マルチリンガルって情報量が多くて正直動揺しました。だからこそ気になるニコラスプロにお話伺っていきましょう!

プロフィール

1991年11月7日生まれ。アルゼンチン、ブエノスアイレス出身。日本プロ麻雀協会16期前期。現在は大阪に在住。英語、スペイン語、日本語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語が話せる。

言語を覚えるコツは『全力で飛び込む』こと

───日本語を覚えたきっかけは?

「日本語を勉強し始めたのは11、12歳の頃で、たまたまですね。英語とスペイン語は話せたので、次に中国語か日本語を覚えようと思っていました。そんなときにネットで検索したホームページに、日本語を丁寧に教えてくれるサイトがあったので、日本語の勉強を始めました。最初はひらがなとカタカナを覚えられたらいいなと思っていて、日本語のゲームも持っていたし、音楽も聴いていたので、気が付いたら話せる単語が増えていたっていう感じでした。そのあと20歳になってから1、2年ぐらい日本語教室に通いました。日本語の他にもフランス語とちょっとしたイタリア語とかポルトガル語も話せます。フランス語もイタリア語もポルトガル語も、スペイン語に結構似ているので、スペイン語と英語さえ話せればなんとかなります」

───言語を覚えるコツは?

「うーん、『飛び込むこと』かなぁ。音楽を聴いたり、むりやりにでも本を読もうとしたり、ドラマをみたりしてとにかく全力で飛び込んで話していくことですね」

───私なんて義務教育から英語を勉強しているはずなのに全然喋れないんですが…

「それは話す機会が少ないからだと思います。結局はアウトプットと修正を繰り返すのが大事なので。僕のイメージだと日本は完璧主義が多いのかなと思う。失敗すると恥ずかしいから話さないし、話さないから喋れない。言語を覚えるには、失敗してもいいからどんどん前に出て先に進むことですね」

───大学では何を専攻していたのですか?

「翻訳です。あと2年通っていれば通訳の免許も取れたんだけど」

───通訳って免許がいるんですか?

「持っていた方が色々出来ますね。例えば国連で通訳の仕事をするってなると絶対に必要です」

日本のリーチ麻雀は競技性があって面白い

───麻雀を知ったきっかけは?

「中国人の友人と話していたときに、その友達が『最近母親と麻雀している』という話をしてくれたのが始めで、その後にも違う友人から最近麻雀始めたという話を聞いて、周りで流行ってるんだと思ってました。実際は全然流行ってなかったんですけど、そこから覚えてみたいな、友人とやってみたいなと思ったのがきっかけでした。それが日本式麻雀だったんですけど、当時は一日12時間以上やることもありました」

───海外の麻雀より、日本の所謂リーチ麻雀の方が面白いですか?

「日本式の麻雀の方が面白いですね。海外にはリーチ麻雀しかしたくないっていう人もいますよ。だからこそ日本の麻雀が広がった方がいいなと思います。競技性も高いですし。でも中にはゆっくり自分の手牌を作っていきたいから喰いタン有のルールは嫌だっていう人もいますけどね。」

「あとは、イッパツ、裏ドラなどの不確定要素だったり、細かいルールは数あれど、ある程度統一化されているからすぐに誰とでも遊べるところですね」

───プロになりたくて日本に来たんですか?それとも別に仕事があって日本へ?

「仕事はなかったです。ファーストフード店のアルバイトとか、とにかく何でもやってました。今は越境ECサイトを運営しているベンチャー企業に就職して、最初はカスタマーサポート業務をしていたのですが、気づいたらマーケティングやPR管理を任されるようになって、勤めだして3年目のつい最近部長になりました」

───すごいスピード出世ですね!

「でも部長になってから全然マーケティングやってなくて、基本管理業務ですね。採用面接官もやってるんですけど、この前は3週間で10人以上面接したりして、忙しくなって、麻雀する時間が減っているのが悩みです」

───数ある団体の中で協会を選んだ理由は?

「日本に来たときに、大阪に知り合いが沢山いたので、住むのに大阪を選んだんですけど、その中で協会は関西でもメジャーだと感じていたので、協会を選びました。プロテストの教養問題には悩まされましたね。日本で生きてきた人しか分からない問題ばかりなので…。でもあくまでも教養問題は、出来たらプラスくらいに考えてもらえればいいので、そんなに心配しないでという風に協会の人が優しく言ってくださったので、それも協会に入ろうと思った要因でした」

福地誠さんは日本のお父さん

───麻雀ライターの福地誠さんとは元々お知り合いなんですか?

「福地先生が日本語と英語でやっているブログがあったんですよね。それを読んでいて、僕が20歳のころ、日本に観光きたときに、会いたいと思って連絡して会ったのが初めてでした。その時は渋谷で2回くらい麻雀してたんですけど、初めて麻雀が強い人と一緒に打てたと感じました。当時麻雀をするのはほぼネットだけだったので、リアル麻雀が不慣れな状態だったんですが、自分の目つきや動作で手牌や待ち牌を見透かされて押し返されたりしたこともあって、凄いと思いました。それが自分の技術を磨こうと思ったきっかけにもなりました」

「最近は会えてないんですけど、日本に来たばかりのころは何でも相談してたので、福地先生は日本のお父さんと思ってるくらいの人です。色々相談にのってくれるので、相談するためだけに日帰りで東京に行ったこともあります。リアルなアドバイスをくれてありがたかったですね」

Gacktさんとも面識がある

───インスタグラムでGacktさんと一緒に写ってる写真がありましたがお知り合いなんですか?

 
 
 
 
 
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憧れの人に、背中を押して貰いました。頑張ろう〜!ありがとう、 #gackt _ ニコラスです〜 アルゼンチンから大阪に引っ越してきました。 仲良くしてくださいね!(^^♪ _ 📷 写真: @nikochanyade 💛 Likeして下さい(^o^) 📲 フォローは返します! ❓ 質問などぜひ送って下さい! - - - - - #nikochan #nikochanjapan #ニコラス #大阪 #関西 #外人 #外国人 #アルゼンチン人 #外国人モデル #かっこいい #イケメン #followforfollowback #followforfollow #fff #f4f #フォロー #フォローミー #フォロー歓迎 #フォロー大歓迎 #フォロー返し #フォローバック #フォロー返します #おしゃれさんと繋がりたい #オシャレさんと繋がりたい #お洒落さんと繋がりたい #インスタジェニック #写真好きな人と繋がりたい #関西モデル #gacktstagram

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「そうですね。ちょうど一年前に会ったんですけど、こんなに優しくてかっこよくて余裕のある人そうそういないと思います。忙しいのにメッセージの返信も凄く早くて、相談したらアドバイスしてくれたこともありました」

「『ストレスが溜まったときはどうしてますか?』と質問したことがあるんですけど、Gacktさんは『多少のストレスは良いことだから、問題はどうやって発散するか。例えば身体に不満があるならトレーニングしてみたらどうか?』という風に返信貰って、そのときからトレーニングもしてます。本当に憧れの人です」

「我々が麻雀のためにやっていることを、Gacktさんもポーカーに対してやっているんですよね。ギャンブルイメージを払拭して頭脳スポーツとして、ポーカーを広めるために、AbemaTVで番組をやったり、日本の若手ポーカープロを東南アジアの大会に送る後援もしてるんです。だから僕もGacktさんみたいに、日本のリーチ麻雀を海外で広められたらいいなと思います」

海外の人向けに麻雀のコーチング

───ネット麻雀は天鳳でやってるんですか?

「そうですね。アルゼンチンの麻雀やる友人たちも天鳳の段位戦を楽しんでいます。僕は今七段です」

「今は天鳳を使って海外の方向けに麻雀のコーチングをしています。いつでも質問などを受け付けていて、牌譜の検討もしています。また、自分のブログで面白い局面があったら紹介したり、でもメインは麻雀を打つ時の心構えみたいなメンタル面のことを書くことが多いかな。海外の人はメンタル面が鍛えられてないからか、結構アツくなりやすいんですよね。『ちゃんとやってるのにどうしてこんな酷い目に遭うんだ!』みたいな(笑)」

───1半荘の短期的な結果に結構アツくなってしまうんですね

「そうそう。海外の人は長い目でモノを考える力が少し足りてないかなと思います。」

「『特に間違ったことはしてないんだけど負けたゲームの牌譜を見てほしい』って言われて見た結果、そんなに間違ってなくて、しいて言うならコレかなって教えたところ『でもそれを選択したところで結果は変わってないよね?』って返ってくるんですよ。それに対して僕は、うんそうだよ、コレは『無理ラス』っていうんだよって教えてあげます(笑)。皆『負けた=どこか間違えた』、『勝った=ちゃんとやった』っていう思考なんですよね。放銃したからちゃんとできて無かったんだっていう考えの人が結構いるんですけど、放銃する可能性があるとしても切るべき牌は切るので、そういう思考も教えていきたいです」

「あとは、手牌ばっかりに集中しちゃう人が多いです。着順とか局面とかをあまりきちんと想定できてない。自分の目標に合わせた麻雀を打たなければならないので、例えばトップ取りの麻雀とラス回避の麻雀は違うんだよっていう、順位点の重さとか、それが理解しづらい所みたいで、経験から覚えていくものでもありますが、ちょっとでも役に立てればと思います」

 

将来は海外でも、日本のように何処でも麻雀が出来るようにしたいと語るニコラスプロ。世界中の人と気軽に麻雀ができる世界があれば言語がなくても交流できますね!そういう交流ツールに日本のリーチ麻雀が使われるようになったらと思うと凄くワクワクします!

これからもニコラスプロの活躍にご期待下さい!

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