麻雀プロリーグ「大和証券 Mリーグ2019」。24日目の戦いが11月7日(木)に開催された。
【出場チーム】
赤坂ドリブンズ
風林火山
チーム雷電
UNEXTパイレーツ
第1試合は村上、石橋、滝沢、瀬戸熊が出場。
この半荘は滝沢と瀬戸熊がそれぞれ自分の時間帯を作り大きく加点。村上、石橋にとっては厳しい半荘となった。
東1局1本場に1300・2600でリードした滝沢が東2局でも瀬戸熊の先制リーチに追いかけリーチ。
ここは瀬戸熊が村上から8000のアガリとなった。
その後も瀬戸熊と滝沢がアガリを重ね南入。南1局1本場ではドラ3の石橋が嵌張リーチに出るも瀬戸熊がダマテンで石橋からタンヤオ・平和・三色・ドラ・赤の12000のアガリを決めてトップ目に浮上。
しかし南2局の親番で滝沢が4000オールをアガり一歩リード。そして1本場では瀬戸熊から12000をアガり大きくリードを得た。
しかし南3局の親番で瀬戸熊が連荘して滝沢に迫ってオーラスとなった。南3局1本場では石橋のタンヤオをケアしてドラのを切って7700をアガリきった局面もあった。
オーラスの石橋の親番は滝沢が瀬戸熊と4000点差のトップ目で迎えたが、聴牌後に5800は7000の放銃でトップ目を瀬戸熊に明け渡した。その後の5本場では村上が3着確定のあがりで瀬戸熊がトップ逃げ切りとなった。
3連勝となったものの瀬戸熊は内容についてインタビューで反省しており、「たくさんあがることができてトップは取れたが、で滝沢さんに放銃になってしまった局など反省点があった。雷電の麻雀は(今回は面白くなかったけど)面白いんです!」とポーズを交え話した。
1位 瀬戸熊(雷電)+72.0
2位 滝沢(風林火山)+29.0
3位 村上(ドリブンズ)▲37.4
4位 石橋(Pirates)▲63.6
第2試合は園田、小林、滝沢、萩原の対局。滝沢は連投となった。
東1局 萩原の先制リーチを受けるも滝沢がホンイツのアガリで先制。
東2局には小林がペンチャンリーチをツモり2000・4000で一歩リード。
東3局1本場では園田がオタ風仕掛けからドラの早切り。その後色も読ませない進行で威圧してホンイツ・トイトイの2000・4000をアガりきった。まさに園田らしい巧みな進行と言える一局となった。
東4局には滝沢が萩原の先制リーチをかわすアガリ。最終手番前に聴牌してハイテイでフリテンの単騎をツモる嬉しいアガリとなった。
南2局1本場にここまで苦しい戦いとなっていた萩原が小三元の8000を園田からアガり意地を見せる。
南3局には親の小林との2軒リーチを滝沢が制して2000・4000。かなりトップは堅そうなオーラスを迎えた。
南4局に萩原の先制リーチ。小林、園田も仕掛けて聴牌を入れていたが、最終手番で滝沢が萩原にを放銃。園田の連荘を許さずトップを確定させた。
滝沢は2勝目ながらも2着6回を確保して個人3位。インタビューでは「かなり恵まれていた。最後は三色にならないこととドラの枚数は確認はしていた。跳満にならなくて良かったです。」と話すものの要所の細かい判断が冴え渡った昨日の2戦であった。
1位 滝沢(風林火山)+52.5
2位 萩原(雷電)+5.1
3位 小林(Pirates)▲16.1
4位 園田(ドリブンズ)▲41.5
11月8日(金)はEX風林火山、KONAMI麻雀格闘倶楽部、チーム雷電、U-NEXT Piratesの対戦。