麻雀プロリーグ「大和証券 Mリーグ2019」79日目の戦いが2月18日(火)に開催された。
【出場チーム】
赤坂ドリブンズ
KADOKAWAサクラナイツ
渋谷ABEMAS
セガサミーフェニックス
第1試合
第1試合は村上、沢崎、茅森、多井の対局。
先日も勝利を決めた村上が、勢いそのままに東1局に6000オールをツモり好スタート。
次局東1局1本場では茅森が跳満確定のリーチをするも流局。しかし、東4局で跳満を成就させ、村上との点差を縮めて南場を迎えた
南1局親番の村上、迫る茅森を意識しつつも、ドラのを重ねて多井から満貫を決める。
南1局1本場に茅森が満貫をツモり、またも村上に迫るも自身の親番を軽く流され、その後は大きなアガリを決めること叶わず。親番での高打点を炸裂させ、茅森への放銃回避の一打を見せた村上の勝利となった。また、このトップで村上は個人3連勝、8連対で個人スコア1位に上り詰めた。
勝利者インタビューで村上は「トップをとった瞬間は、ホッとしました。結局最後に茅森さんに満貫ツモ条件が残ってしまっていたので。個人的には6000オールをアガった次の局が、うまく茅森さんへの放銃を回避することができたので良かったかなと思います」と安堵した表情で語った。
ファンへは「ドリブンズ以外のファンの人も『なんだドリブンズが上がってきちゃったな。でも面白いな』と思ってくれたらいいなと。ドリブンズファンはずっと信じてくれていたので、ファイナルまでずっと応援していただけるように、精一杯頑張ります」とメッセージを送った。
第1試合結果
1位 村上(ドリブンズ)+66.0
2位 茅森(フェニックス)+13.6
3位 多井(ABEMAS)▲13.0
4位 沢崎(サクラナイツ)▲66.6
第2試合
第2試合はたろう、内川、近藤、松本が出場。
東1局親番の内川が6000オール、4000オール、12000と連続で大きなアガリをみせ圧倒。東1局で持ち点は7万点を超える。
このまま内川が突き抜けていくのかと思いきや、箱下だったたろうが南3局に復活し2着目に浮上。
ここからたろうの勢い止まらずかと思いきや、東3局に近藤がたろうとのリーチ合戦に競り勝ち、跳満ツモ。また南3局たろうから6400をアガり2着目に浮上。
たろうへの連続放銃が響いた松本。道中満貫をツモってオーラス自身の親番でなんとか連荘して加点しようとするも、近藤のダマテンのピンフ・赤1・ドラ2の満貫に捕まりゲームセット。
内川は一戦目の沢崎のラスを払拭する大きなトップとなった。
勝利者インタビューで内川は「久しぶりのトップでうれしいです。東1局で6000オールをアガれてラッキーなスタートでした。この親番は放銃するまで、全部点数稼ぎに行こうというがむしゃらな気持ちでいました。東1局はとにかくプレッシャーかけながらやれたと思います。一日でポイントが大きく動くので、2位から8位まで大きな差はないと思っています。残り試合も一戦一戦大事にしていきたいと思います」と落ち着いた表情で話した。
ファンに向けて「いよいよ最終盤で一戦一戦のポイントがすごく大きくなってまいりました。チーム一丸で必ずセミファイナル、ファイナルと残りたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」と笑顔でサクラブレードを振った。
第2試合結果
1位 内川(サクラナイツ)+85.6
2位 近藤(フェニックス)+11.8
3位 たろう(ドリブンズ)▲27.5
4位 松本(ABEMAS)▲69.9
2月18日トータル結果
ドリブンズ+38.5
フェニックス+25.4
サクラナイツ+19.0
ABEMAS▲82.9
ボーダー争いが熾烈になったトータルポイント状況。次の試合はどのような戦いが見られるのか。
次戦のMリーグは2月20日(木)、EX風林火山。KONAMI麻雀格闘俱楽部、チーム雷電、U-NEXT Piratesが対戦する。