麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン73日目の対局が2月11日(木)に開催された。
第1試合
第1試合は園田、瀬戸熊、多井、魚谷の対戦。
東1局は親の多井がダマテンで12000の聴牌を入れていたが、瀬戸熊が仕掛けて2000点のアガリでかわす。
東2局では瀬戸熊が三色確定の平和ドラドラリーチ。しっかりツモって3000・6000のアガリを決めた。
東3局は親の魚谷が平和の3面張リーチ。ツモって裏裏の4000オールで一気に点差を縮めた。
東4局は4着目の園田が高め3色のリーチ。高めツモ裏1の4000・8000で一気にトップ目に浮上した。
南1局は園田、魚谷のリーチに親の多井がを切って追いかけ立直。園田から一発で12000のアガリを決めてトップ目に浮上した。
南1局1本場では魚谷が多井のリーチに追いかけて3900のアガリで再びトップ逆転。
しかし南2局には多井が仕掛けて2000・4000でまたもトップ目に浮上した。
オーラス親番を3着目で迎えた瀬戸熊だったが、4000オールのアガリを決めて一気にトップ目に立った。
最終局は園田が仕掛けて跳満聴牌を入れるも流局に終わり、瀬戸熊が逃げ切りトップを決めた。
第1試合結果
1位 瀬戸熊(雷電)+55.0
2位 多井(ABEMAS)+7.7
3位 魚谷(フェニックス)▲17.7
4位 園田(ドリブンズ)▲45.0
第2試合
第2試合はたろう、黒沢、松本、魚谷が出場。
東1局はたろうがドラポンの仕掛けを松本からアガって幸先の良いスタートを切る。
しかし次局に松本が魚谷との2軒リーチを制して3000・6000のアガリですかさず反撃。
東3局のでもたろうの満貫リーチをかわして松本が2000オール。トップ目に浮上した。
東4局3本場ではたろうが役役ホンイツの12000を魚谷からアガって再びトップ目に浮上。
しかしここから魚谷が8000、4000オールと立て続けに高打点を決めて反撃。
しかし南1局1本場ではたろうが一気通貫の高めで魚谷から12000のアガリを決めてまたもトップ目に浮上した。
南2局は魚谷が黒沢との2軒リーチを制して8000のアガリで残り2局での着順浮上を目指した。
しかし残りの2局は流局に終わり着順はそのままで決着。たろうがトップで先程の園田のラスを挽回。雷電とドリブンズはどちらもこの日トップラスと痛み分けの結果になった。
第2試合結果
1位 たろう(ドリブンズ)+64.0
2位 松本(ABEMAS)+13.0
3位 魚谷(フェニックス)▲15.0
4位 黒沢(雷電)▲62.0
2月11日トータル結果
ABEMAS(多井2着・松本2着)+20.7
ドリブンズ(園田4着・たろう1着)+19.0
雷電(瀬戸熊1着・黒沢4着)▲7.0
フェニックス(魚谷3着・魚谷3着)▲32.7
2節連続でトップを取っていないABEMASがデイリートップ。本日はほぼポイント差がつかず、熾烈な終盤戦の様相が続いている。