麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2021」7日目が10月14日（木）に開催された。

第1試合

第1試合は朝倉康心、高宮まり、二階堂亜樹、白鳥翔の対戦。

第1試合は18局のロングゲームであった。

東1局は赤2の手牌にドラのを引き入れリーチ。ツモって裏が1枚のり、6000オールでリードをとる。

東1局1本場、朝倉がを仕掛け、萬子のホンイツへ向かうと、高宮がリーチをかける。そんな中、白鳥がドラのを重ね、一盃口を完成させてテンパイ。白鳥がを打ちだしていくとホンイツでテンパイしていた朝倉のアガリに。朝倉の持ち点は5万点をこえる。

東1局2本場、朝倉の攻めはやまない。をポンしてタンヤオ・ドラ1の一向聴になると、を引き入れ打点アップしてテンパイ。亜樹もを暗刻にしてテンパイするも、流局。

東1局3本場、白鳥がを仕掛け、ドラが重なり、満貫のテンパイ。高宮からリーチが飛んでくるも、白鳥が押し切ってツモり失点を回復した。

東2局、自風のをポンした亜樹が切ったドラのを白鳥がポン。亜樹も萬子のホンイツへ向かい、南・ホンイツ・赤1満貫のテンパイ。しかし終盤に白鳥の当たり牌を引き撤退。白鳥の一人テンパイで流局となった。

東3局1本場、ドラを切って目いっぱいに構えた親の亜樹がカンでリーチも流局。朝倉が終盤にテンパイを入れ、2人テンパイ。

東3局2本場、亜樹がまたもや先制リーチ。安牌に窮した白鳥から高目のが切られるかと思われたが、白鳥は2枚持っているを切り放銃回避。流局した白鳥は開けられた亜樹の手を見てふっと一息、苦しそうながらも安堵の表情を浮かべた。

東3局3本場、白鳥のリーチに、先にテンパイしていた朝倉が放銃。白鳥がトップに近づいていく。

東4局、亜樹が4巡目にリーチも流局。南場へ。

南1局1本場、親の朝倉の先制リーチに白鳥が押し返していく。朝倉の待ちの方が1枚多かったが白鳥がツモって3000・6000。朝倉を捲ってトップ目に立つ。

南2局、ここまであと一歩のところで先制が取れず、なかなかアガリに結びつかなかった高宮が連荘。1500、2900、2600オールと3回連続でアガリを決め、3着目に。

高宮の連荘を終わらせたのは朝倉。をしかけ、ドラのを重ね、5200を亜樹から和了。トップ目白鳥との点差を縮める。

南3局、4着目の亜樹の親番。門前でリーチしたいところだったが巡目も進んだことで仕掛けて2900のテンパイを入れるも、七対子をテンパイしていた白鳥に捕まる。

オーラス、親の白鳥がピンフ赤ドラの待ち5800点をテンパイし、ヤミテンに。跳満ツモで3着から2着へ着順がアップする高宮が、テンパイしている白鳥が切ったドラをポン。タンヤオ・トイトイ・ドラ3の跳満をテンパイ。結果は白鳥がツモり、2着目の朝倉は跳満ツモ条件となった。

南4局1本場は白鳥が中の後付けと一気通貫を見た仕掛けで、終盤には形式テンパイに。白鳥は手牌を伏せてゲームを終了する選択もできたが、朝倉がテンパイしてなければ、朝倉により厳しい条件を突き付けられるため、この後さらに点差を広げられると手牌を開けてテンパイを宣言し試合続行。しかし、白鳥の思いとは裏腹に朝倉はテンパイ。これで朝倉は跳満ツモでトップの条件が残った。

南4局2本場、朝倉が高目をツモって一発や裏があれば条件をクリアできる手でリーチ。見事一発で高目をツモってトップを勝ち取った。

朝倉自身初トップ、チームに初勝利をもたらした。

第1試合結果
1位 朝倉（Pirates）+64.9
2位 白鳥（ABEMAS）+23.5
3位 高宮（麻雀格闘倶楽部）▲27.6
4位 亜樹（風林火山）▲60.8

第2試合結果記事

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