麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」22日目が11月8日(火)に開催された。
第1試合結果記事
第2試合出場選手
東:東城りお
南:二階堂亜樹
西:佐々木寿人
北:松本吉弘
第2試合
東1局は3局連続流局の静かな立ち上がり。
東1局3本場、最初に大きなアガリを決めたのは松本。3000・6000のアガリでリード。
その後も寿人が8000、東城が3000・6000、寿人が3000・6000と高打点が飛び交い、南入。
南1局、ここまでアガリがない亜樹が先制。700・1300のアガリで親番を迎える。
南2局、亜樹が苦しい配牌だったがをポンして手が進み、イーシャンテン。
ここで東城が亜樹の現物待ちで8000のダマテン。これに松本がつかまり、東城トップ目で局を進める。
南3局は松本が高目ダブ南のテンパイでリーチ。
タンピンイーシャンテンの親番寿人。ノータイムでをツモ切り、5200の放銃となった。
オーラスは寿人の5巡目リーチに、まっすぐに手を組もうと、親番の松本が一発放銃でゲーム終了。
効果的で大きいアガリを2回決めた東城のトップで、フェニックスは大きくポイントをプラスした。
インタビューで東城は最初は笑顔で試合の内容を語るが、髪の色を変えた事に話が移ると、母親が亡くなったことを報告し、涙を流して声を詰まらせた。
「母にもいい報告ができるように、今日本当にトップが取りたかった。皆ずっと心配してくれていて、トップを届けることができてよかったです」とポーズを決めた。
第2試合結果
1位 東城(フェニックス)+58.4
2位 寿人(麻雀格闘倶楽部)+11.4
3位 松本(ABEMAS)▲19.2
4位 亜樹(風林火山)▲50.6
11月8日トータル結果
フェニックス(魚谷2着・東城1着)+69.8
風林火山(勝又1着・亜樹4着)+30.6
ABEMAS(日向3着・松本3着)▲42.5
麻雀格闘倶楽部(高宮4着・寿人2着)▲57.9
フェニックスが大きく加点に成功して中位帯に近付く結果となった。こうなるとより厳しい戦いとなってくるのがドリブンズ。フェニックスとも300ポイント近い差となってしまっている。少しずつでも着実に加点していきたいところだ。