麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」44日目が12月16日(金)に開催された。
第1試合結果記事
第2試合出場選手
東:小林剛
南:多井隆晴
西:魚谷侑未
北:瀬戸熊直樹
第2試合
東1局は親番の小林と魚谷の2人テンパイで流局。
続く東1局1本場、瀬戸熊が単騎からに待ちを変え先制リーチ。
安全牌が1枚もない多井がを選び放銃。
一気通貫のつく高目でのアガリとなり、瀬戸熊が12000の加点に成功した。
東2局、魚谷がから仕掛けていきテンパイ。多井の親番をかわしに行く。
終盤に小林がドラ2の先制リーチ。
瀬戸熊も追いつきリーチで勝負に出る。
この局を制したのは1300点の魚谷。
小林がを掴んで決着となった。
東3局は瀬戸熊、多井、親番の魚谷がリーチでぶつかる。
瀬戸熊がを掴んで多井に放銃。
8000のアガリで多井復活となった。
東4局はリーチをかけた親番の瀬戸熊と魚谷の2人テンパイで流局。
続く東4局1本場、多井がとをポンして、
(ドラ)の配姿。
小林から打たれたをでチー。
直後に小林からが打たれ3900のアガリ。
単騎にして無理やり満貫にする手もあったが、和了率を意識する多井らしい選択を見せた。
平たい点数状況で南入。
南1局は親番の小林がとをポンして辺のテンパイ。
自力で引き寄せ、1300オールのアガリ。
続く南1局1本場、小林が絶好のを引き入れて赤1のリーチ。
トップ目の魚谷が高目三色の手で追いかけリーチを敢行。
直後に小林がをツモ、2000オールのアガリでトップ目に立った。
南1局2本場も小林が止まらない。
4巡目にタンヤオ・ピンフ・赤1の先制リーチ。
なんとを一発ツモ。
6000オールのアガリとなり、一気に突き抜けた。
続く南1局3本場は魚谷がとをポンして3900の先制テンパイ。
そこに嵌の役無しテンパイを入れていた小林が両面に振り替わりリーチ。
魚谷が一発でを掴んで放銃。
7700のアガリで小林の連荘が続く。
小林の1人テンパイでの流局を挟んで南1局5本場。
またも先制リーチは小林。早々にドラのを切り、ピンフのテンパイを入れた。
ラス目の魚谷もテンパイ、追いかけリーチを放つも待ちは純カラ。
そこに多井も追いつく。1手変わると四暗刻にもなるが、ここは三面張で勝負をかける。
再び3者がぶつかっためくり合いは、多井がを掴んで小林に放銃。
裏が1枚乗り、5800のアガリ。持ち点は7万点に迫る。
続く南1局6本場、先制テンパイは魚谷の七対子。単騎のダマに受ける。
多井がを引き入れてリーチ。
瀬戸熊も七対子でテンパイ。多井の現物の単騎でヤミテンを入れる。
魚谷がを掴んで瀬戸熊のアガリ。
8000の加点で2着を盤石のものにした。
小林の長い親番が終わり南2局。
瀬戸熊がピンフ・赤1のヤミテンを小林からアガり、2000の加点。
南3局は多井がタンヤオのみの手を魚谷からアガり、オーラスへ。
オーラスは小林が67200点持ち、親番の瀬戸熊が29500、多井が6000、魚谷が-2700という並び。
多井が得意の配牌降りを見せるなか、先制リーチは親番の瀬戸熊。
前巡にを切っての嵌でチャンタのテンパイを入れた。
逆転手が入っていた魚谷がを選び放銃。
瀬戸熊12000のアガリで小林の背中を追う。
オーラス1本場、3着目の多井が待ちでピンフ・ドラ1のテンパイ。
上も下も大きく離れているが、瀬戸熊の現物ということもありリーチを宣言。
瀬戸熊がをツモ切り、3900のアガリで終局となった。
今期はここまで2-0-5-3と逆連帯が多かった小林が嬉しい個人連勝。
船長の復活でPiratesがどこまでポイントを伸ばすのか注目だ。
第2試合結果
1位 小林(Pirates)+87.2
2位 瀬戸熊(雷電)+17.3
3位 多井(ABEMAS)▲29.8
4位 魚谷(フェニックス)▲74.7
12月16日トータル結果
Pirates(瑞原2着・小林1着)+100.9
雷電(本田1着・瀬戸熊2着)+84.1
ABEMAS(白鳥4着・多井3着)▲87.6
フェニックス(魚谷3着・魚谷4着)▲97.4
中段争いに大きな変化。Pirates、雷電が大幅な加点に成功して上位グループに迫ることに成功。一方苦しんだフェニックスが最下位に陥落という結果となった。12月に入って大きく苦しんでいるフェニックス。来週の戦いでは少しでも巻き返して年越しを迎えたい。
今年の戦いも残すところあと1週間、各チーム4戦ずつとなった。
第2試合各局詳細
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