麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」47日目が12月22日(木)に開催された。
第1試合結果記事
第2試合出場選手
東:本田朋広
南:小林剛
西:堀慎吾
北:多井隆晴
第2試合
本田の起家で幕を開けた東1局。
小林が軽快に3副露するなか、本田は七対子単騎で即リーチを敢行。
小林がを重ねてテンパイし、が打ち出される。
本田が9600のアガリを決め、僅かに手を震わせた。
続く東1局1本場。
前局の放銃もなんのその、小林がいつも通りの仕掛けを入れ500・1000のアガリ。
東2局は多井が待ちの先制リーチ。
をポンしていた親番の小林、ドラ4の堀にもそれぞれテンパイが入る。
多井が一盃口のつく高目のをツモ。
1300・2600のアガリでトップ争いに名乗りを上げた。
東3局は堀の親番。
嵌で即リーチを敢行すると、小林の3900テンパイをかわして2000オールのアガリ。
2対7の不利なめくり合いを制した。
東3局1本場、多井がピンフをダマでツモ。400・700のアガリで局を進めた。
東4局は親番の多井が本田のリーチをフリテンのタンヤオでかわし、1000オールの加点。
続く東4局1本場、堀と多井がピンズのホンイツに向かう。
場にピンズが高くなるなか、堀が嵌の先制テンパイ。
タンヤオで仕掛けた本田がをプッシュ。
直後にをツモ、500・1000のアガリで局を消化させた。
小林が1人大きく沈み、他3者が競っている展開で南入。
南1局は親番の本田に堀がやり返す。
本田のホンイツのテンパイをかわしきり、多井から1000のアガリ。
南2局は小林の親番。
リーチをかけた本田から1500をアガり、連荘に成功する。
ここまで満貫以上のアガリは出ていない。
南2局1本場は小林と堀のリーチがぶつかる。
堀のは山に4枚。対する小林は山にが1枚のみ。
しかし麻雀は残り枚数だけで勝敗が決まらない。
なんと小林がをツモ。2600オールのアガリで全員の持ち点が2万点台になった。
続く南2局2本場は暗刻でドラ3の堀が両面チーから発進。
も暗刻にし、待ちのテンパイを入れる。
直後に本田がリーチ宣言牌としてを打ち出し、堀のアガリ。
8000の加点で堀がトップに躍り出た。
南3局は親番の堀が500オールのアガリ。
堀の連荘となった南3局1本場。
小林から打たれたドラのを堀がポン、決定打となる12000のテンパイ。
小林がリーチを掛けるも、直後に堀がをツモ。
4000オールのアガリが決まり、持ち点は5万点に迫った。
南3局2本場は小林と本田がリーチでぶつかるも流局。
タンヤオのテンパイを入れていた堀が小考の末に手を開き、南3局が続く。
続く南3局3本場は多井がタンヤオで2つ仕掛けて満貫のテンパイを入れる。
しかしこの局も堀。多井から打たれたを仕留め、2000のアガリ。
南3局4本場は本田と小林の2人テンパイで流局し、オーラス5本場へ。
オーラスは堀が51800点持ち、小林が18500、親番の多井が16600、本田が13100という並び。
小林が僅か3巡で嵌のテンパイ。役は無いがダマに受ける。
堀からが2枚打たれたところで、を残してくっつきのイーシャンテンに戻す選択。
すぐにを引いて待ちのピンフ・赤1のテンパイに変わった。
が堀から打たれ、2000のアガリで2着を死守。終局となった。
堀は第1試合に続き本日2連勝。
サクラナイツにとっては年内最後の試合で大仕事を成し遂げた。
第2試合結果
1位 堀(サクラナイツ)+68.3
2位 小林(Pirates)+2.0
3位 多井(ABEMAS)▲23.4
4位 本田(雷電)▲46.9
12月22日トータル結果
サクラナイツ(堀1着・堀1着)+130.9
雷電(瀬戸熊2着・本田4着)▲33.5
Pirates(瑞原4着・小林2着)▲47.0
ABEMAS(白鳥3着・多井3着)▲50.4
苦しい戦いが続いていたは堀が連勝で今年を締めくくりチームポイントでも大きく浮上した。ABEMASは年末でややポイントを減らしたがまだまだリードを保っており優位な立場。個人順位ワンツーだった本田、瑞原は4着となりMVP争いの二人は痛み分けという形になった。
明日はドリブンズとフェニックスの直接対決。どちらが上位になるかが来年の結果を大きく変えていくだろう。
第2試合各局詳細
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