麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」79日目が2月23日(木)に開催された。
第1試合出場選手
東:近藤誠一
南:園田賢
西:黒沢咲
北:堀慎吾
第1試合
東1局から全員の手がぶつかる。
園田と黒沢が仕掛けてテンパイ。堀が七対子のヤミテンを入れ、そこに親番の近藤がリーチを敢行。
近藤のリーチを受けて園田は切りを選ぶと、黒沢の8000に放銃。
4枚見えかつ、近藤がドラのを先に切っていただけに、園田にとっては予想外の放銃となった。
流局を挟んで東2局1本場。
近藤、堀、園田が仕掛けて空中戦に突入。
堀は切り巡を工夫してホンイツをぼかす。
しかし園田が執念で片アガリのを引き寄せ、2000オールの加点。
東2局2本場は近藤に大物手が入る。
を引き赤3のテンパイを入れると、三色確定の嵌でリーチを敢行。
中スジになっていたことで黒沢が放銃。
近藤12000のアガリを決めて一気にトップ目へ。
東3局は黒沢と園田がリーチをかけるも、ヤミテンを入れていた近藤が2600のアガリ。
冷静な判断で局を進める。
東4局、園田がのシャンポン待ちで先制リーチ。
黒沢が追いつき、ドラを打ち出して放銃になるかと思われたが、雀頭を落として単騎で張り返す。
終盤までもつれた捲り合いは園田がをツモって決着。
裏が1枚乗り、3000・6000の加点で僅かに近藤をかわした。
南入時点での持ち点は、園田が35,700、近藤が35,100、堀が15,900、黒沢が13,300という並び。
南1局は親番の近藤がタンヤオで仕掛けて満貫のテンパイ。
そこに堀がリーチをかけるも、を掴んで近藤のアガリ。
12000の加点で持ち点は50,000に迫る。
流局を挟んで南2局2本場。
親番の園田、黒沢、堀の3軒リーチに発展する。
黒沢がを掴んで園田のアガリ。
上下がくっきり分かれる展開となった。
再び流局を挟んで南2局4本場、黒沢がを暗カンしてツモ三暗刻の先制リーチ。
ツモって裏を3枚乗せ、3000・6000のアガリが決まった。
南3局、堀の先制リーチを受け園田が果敢に押し返す。
をポンしてホンイツのテンパイを入れると、堀から8000のアガリ。
再び近藤を捲ってトップ目でオーラスへ。
一方堀は苦しい箱下へ沈む。
オーラス、持ち点は園田が49,700、近藤が41,700、黒沢が17,100、堀が-8,500という並び。
この局は堀と園田の2人テンパイで流局し、1本場へ。
オーラス1本場、堀が待ちで高目三色の先制リーチ。
近藤、黒沢が追いかけリーチをかけると、近藤がを掴んで堀のアガリ。
三色が決まり、12000のアガリで箱下から脱する。
堀1人テンパイでの流局を挟み、オーラス3本場。
園田が8種9牌の配牌。中張牌から切り出していく。
13巡目に国士無双テンパイ。待ちは2枚切れの。
直後に堀がを掴み、ツモ切って放銃してしまう。
今季は伊達と亜樹の四暗刻に続き、第3号となる役満。
園田が国士無双・32000を決め、+100ポイント超えの特大トップを獲得した。
園田は今季27戦登板して9勝目。
サクラナイツと雷電の順位が入れ替わり、6位がサクラナイツに。
7位のフェニックスとは67.3ポイント差、8位のドリブンズとは308.4ポイント差となり、ボーダー争いはますます混迷を極める。
第1試合結果
1位 園田(ドリブンズ)+104.1
2位 近藤(フェニックス)+5.9
3位 黒沢(雷電)▲26.4
4位 堀(サクラナイツ)▲83.6
第1試合各局詳細
第2試合結果記事
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