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【5/6 Mリーグ2023-24 第2試合結果】海賊船は沈まない!小林剛がオーラスの親番で小刻みに加点を重ねて、特大トップをゲット!逆転をかけた渋川難波の国士無双・鈴木たろうのフリテンリーチは成就せず、逆連対に沈む!

【5/6 Mリーグ2023-24 第2試合結果】海賊船は沈まない!小林剛がオーラスの親番で小刻みに加点を重ねて、特大トップをゲット!逆転をかけた渋川難波の国士無双・鈴木たろうのフリテンリーチは成就せず、逆連対に沈む!

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麻雀プロリーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」ファイナルシリーズ1日目が5月6日(月)に開催された。

5月6日の対戦カード ©ABEMA
解説:伊達朱里紗 滝沢和典 実況:日吉辰哉 ©ABEMA

第1試合結果記事

第2試合出場選手

第2試合の出場選手 ©ABEMA

東:二階堂瑠美

南:渋川難波

西:鈴木たろう

北:小林剛

第2試合

東1局 北家の小林が2巡目に[北]をポンして、一瞬で[四][七]待ちのテンパイをいれる。

東1局 小林のテンパイ ©ABEMA

小林のアガリかと思われたがこれに待ったをかけたのが親番の瑠美。[1][白]のシャンポン待ちは、小林に枚数では不利をとっていたが、広いイーシャンテンとなったたろうから[白]が打ち出される。瑠美が裏ドラも乗せ、7700の加点で連荘する。 

東1局 瑠美 リーチ, 白, 裏ドラ×1 7700 ©ABEMA

東1局1本場 良形待ちを求めて一度テンパイを外した小林が、ドラの[8]を手に組み込んで、[3][6][9]待ちの先制リーチをかける。たろうも、[発]バックでテンパイをとるが、危険牌をつかみ迂回する。小林が最後のツモ番に[9]をツモ、1300・2600のアガリで加点に成功する。

東1局1本場 小林 リーチ, ツモ, ピンフ, ドラ×1 1300・2600 ©ABEMA

東2局 小林が[発]をポンして、ソーズのホンイツに向かう。さらにペン[3]もチーして[7]単騎待ちで先制テンパイする。直後に瑠美から[7]が押し出される。小林が5200のアガリでさらに加点する。

東2局 小林 發, ホンイツ ©ABEMA

東3局 親番たろうが、序盤にカン[7]待ちのツモって6000オールのテンパイをいれる。ここに、瑠美が高目一気通貫の[3][6]待ちで追いつき、さらに渋川も宣言牌の[三]をチーして、こちらもマンズの一気通貫ペン[七]待ちで追いつく。直後にたろうが渋川のロン牌[七]をつかむ。渋川が1000点のアガリで2人の勝負手を流すことに成功する。

東3局 たろうの手牌 ©ABEMA
東3局 渋川 一気通貫 1000 ©ABEMA

東4局 瑠美が[①][④]待ちで先制リーチ、これにドラを3枚持ったたろうがカン[六]待ちで追いかけリーチをかける。決着は瑠美のツモアガリ、1300・2600のアガリで親番を迎える。

東4局 たろうの追いかけリーチ ©ABEMA
東4局 瑠美 リーチ, ツモ, ピンフ, ドラ×1 ©ABEMA

南1局 たろうが[一][四]待ちで先制リーチをかける。タンヤオになる高目[四]をツモアガリ、2000・4000のアガリで、20000点台に復帰する。

南1局 たろう リーチ, ツモ, タンヤオ, 赤ドラ×1 2000・4000 ©ABEMA

南2局 親番の渋川がペン[3]待ちで先制リーチをかける。この親リーチに瑠美が[中]をポン、ドラの[発]を強く押して[2][5]待ちのテンパイをとり、渋川のリーチを流しにかかる。終盤の危険牌も押し通して、瑠美が[2]をツモ、500・1000のアガリで局を進める。

南2局 瑠美 中, 赤ドラ×1 500・1000 ©ABEMA

南3局 オーラスに余裕のある点差が欲しい小林が、高目が678三色同巡の[五][八]待ちで先制リーチをかける。手を進めたいたろうから[五]が押し出される。小林が一発で[五]を捕らえ、8000のアガリでオーラスの親番を迎え、2着目瑠美に満貫ツモ条件を突きつける。

南3局 小林 リーチ, 一発, ピンフ, タンヤオ 8000 ©ABEMA

南4局 満貫ツモで3着に浮上するたろうが、ソーズを払ってマンズのホンイツへ向かう。終盤に差し掛かろうというところで、親番小林がカン[⑧]待ちの役なしテンパイから、ドラの[⑨]をきってピンフ形、[⑤][⑧]待ちのテンパイをいれ、これをダマテンに構える。すぐに、三色同順になる高目[⑤]をツモって、2600オールのアガリ。小林が次局の瑠美の跳満ツモ圏外に逃れる。

南4局 小林 ツモ, ピンフ, 三色同順 2600オール ©ABEMA

南4局1本場 2着目の瑠美との点差を広げた小林が、カン[7]をチーして[白]バックの仕掛けをいれる。しかしここで、渋川が、役満国士無双の[九]待ちでテンパイ、息をひそめてアガリ牌を待つ。

南4局1本場 渋川の国士無双テンパイ ©ABEMA

小林が[白]を暗刻にして、[四][七]待ちのテンパイをいれる。次局の為にテンパイ料が欲しいたろうから[七]が場に飛び出る。小林が2900は3200のアガリで、さらに連荘する。

南4局1本場 小林 白, 赤ドラ×1 2900 ©ABEMA

南4局2本場 たろうが、素点回復のためにドラのカン[4]待ちで先制リーチをかける。

南4局2本場 たろうの先制リーチ ©ABEMA

直後小林も、たろうの現物[⑤]に照準を合わせた、[⑤][⑧]待ち、ピンフ形のダマテンをいれる。瑠美から[赤⑤]を捕らえ、2900は3500のアガリ。

南4局2本場 小林 ピンフ, 赤ドラ×1 2900 ©ABEMA

南4局3本場 小林が[発]をポンして[②][⑤]待ちの先制テンパイ。瑠美も2着を守るために[白]から仕掛けるが、小林がそのままツモアガって1000は1300オールのアガリ。小林がさらに素点を稼ぎにかかる。

南4局3本場 小林 發, ドラ×1 1000オール ©ABEMA

南4局4本場 小林が、三色同巡こそ崩れるが、カン[4]待ちで先制リーチ。このアガリ牌は現れず、小林の1人テンパイで流局。小林は60000点に到達する。

南4局4本場 流局 ©ABEMA

南4局5本場 たろうがカン[四]待ちの役なしテンパイから、カン[四]をツモって[五]ぎり、さらにソーズでイーペーコーを完成させて、[二][五]待ちのフリテンリーチで着順アップを目指す。山にはドラの[二][赤五]だけが残っていて、ツモれば3着浮上、ツモって裏1は2着に浮上する起死回生のリーチを打つ。

南4局5本場 たろうのフリテンリーチ ©ABEMA

ドラ[二]暗刻の渋川は最終手番、[②][四]待ちでリーチのたろうからのロンアガリで着アップを狙うリーチを打つが、双方のリーチは実らなかった。たろうと渋川の2人テンパイで流局。この流局により、小林がトップを獲得、1試合目の失点を取り返した。

南4局5本場 渋川のツモ番なしリーチ ©ABEMA
南4局5本場 流局 ©ABEMA
第2試合トップの小林 ©ABEMA

第2試合結果
1位 小林(Pirates)+81.5
2位 瑠美(風林火山)▲0.9
3位 渋川(サクラナイツ)▲24.1
4位 たろう(ドリブンズ)▲56.5

点数推移グラフ ©ABEMA
第2試合詳細結果 ©ABEMA

5月6日トータル結果

サクラナイツ(岡田1着・渋川3着)+45.5
Pirates(瑞原4着・小林1着)+35.5
風林火山(松ヶ瀬2着・瑠美2着)+0.5
ドリブンズ(浅見3着・たろう4着)▲81.5

サクラナイツが加点に成功したが、ドリブンズが一歩後退、下位の2チームに明暗が分かれる形となった。

まだまだファイナルは始まったばかりだが、ドリブンズは早めに逆襲していきたい。

第2試合終了時点のトータルランキング ©ABEMA
5月7日の対戦カード ©ABEMA
5月6日終了時点の個人スコア

第2試合各局詳細

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この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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