<麻雀最強戦2016プレミアトーナメント・極限の攻戦、決勝>◇2日
竹書房が主催する麻雀日本一決定戦「麻雀最強戦2016」のファイナル出場枠をかけて新設された「麻雀最強戦2016プレミアトーナメント」は、全4回(「無法の哭き」「修羅の道」「豪傑大激突」「極限の攻戦」)行われ、各回ごとにテーマが設けられ、そのテーマに沿った雀士が登場する。超攻撃型のプロが集う第4戦「極限の攻戦」が2日に開催され、鈴木優(最高位戦日本プロ麻雀協会)が優勝した。
A卓からは鈴木・和久津晶(日本プロ麻雀連盟)が勝ち上がり、B卓からは井出康平(日本プロ麻雀連盟)・山井弘(日本プロ麻雀連盟)が勝ち上がった。鈴木は27500点持ちで迎えたラス親で、28200点持ちトップの和久津から白単騎の七対子を直撃し、逆転優勝した。
続いて行われたプレミアトーナメント決勝戦では、鈴木に加えて、各回を勝ち上がった小林剛(麻将連合)、池沢麻奈美(日本プロ麻雀連盟)、藤崎智(日本プロ麻雀連盟)が対戦。
起家の小林は、開局していきなり流局も含めて5連荘し、46900点まで点棒を集める。この後は安定したゲーム回しで逃げ切り、2年ぶりのファイナル進出を決めた。
「今回は予告通り鳴いてたくさんアガれて良かったです」と鳴きがテーマの「無法の哭き」で見せられなかった小林らしい鳴きを披露しての圧勝。ファイナルに向けて「一昨年は決勝で、昨年は出られなかったので、また戻ってこれるなと。すごく楽しみにしてます。」と意気込みを語った。
小林はファイナルをC卓に入り、最高位、全日本プロ代表、歴代最強位代表と対戦する。
【プレミアトーナメント・極限の攻戦出場者】
【A卓】前原雄大、和久津晶、鈴木優、森下剛任
【B卓】佐々木寿人、井出康平、村上淳、山井弘
【A卓】
1位 鈴木
2位 和久津
3位 前原
4位 森下
【B卓】
1位 山井
2位 井出
3位 村上
4位 佐々木
【決勝】
1位 鈴木
2位 和久津
3位 井出
4位 山井
【プレミアトーナメント決勝】
1位 小林
2位 池沢
3位 鈴木
4位 藤崎