ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第639回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その12」講義12 手が入っていないのにリーチにかなり危険な牌を切ってしまうようなミスは、麻雀を打ち慣れるだけでも自然と減っていきます。振り込みが多過ぎる打ち手は、降りるべきときに、このくらいなら何となく大丈夫だろう(本書でいうところの、「1枚だけ!」)という感じで切っているものです。その段階でつまずいている方は、ノーテンから...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第638回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その11」講義11 アガリ牌が出るならほとんどの場合誰からでもアガった方がよく、降りていても他家のツモアガリや横移動を防ぐことはできないので、意図的に他家の点数状況を操作するのは難しいですが、それでも可能な限りできることを尽くします。 講義9、10のリーチ判断で明確にリーチ有利であるなら、多少リードしている程度なら更に追加点...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第637回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その10」講義10 前回の続きになりますが、リーチ率が低い(天鳳ルールでもリーチ率15%未満は低いとみる)打ち手は、本書に示されているような追っかけリーチの基準を押さえてしまう方がいいかもしれません。後手であってもリーチがよいのであれば、先手ならなおさら振り込みを恐れずにリーチすべきです。 逆に、リーチ率が高い(天鳳ルールな...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第636回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その9」講義9 リーチ率が低い打ち手も一定数います。当たり牌を止められる、リーチ後振り込みが怖い、手変わりを逃したくない、リーチ棒出費が惜しい、ダマで十分、様子を見たい…ダマにしたいと思える理由自体はたくさんあり、実戦では何らかに当てはまっていることが多いというのがその理由と思われます。 昨今のデータを用いた研究結果で、リ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第635回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その8」講義8 両天秤というより、チートイツを残すに越したことはない手でチートイツを見ない人は結構見受けられます。メンツ手を中心に考えるとどうしてもチートイツは見落としやすいということ、トイツ落としはトイツがメンツになる以外はロスが無いように見えるので選ばれやすいというのが理由でしょうか。現状の手牌がチートイツの何シャンテン...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第634回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その7」講義7 今回紹介されているような「良形テンパイ狙い」「役寄せ」についても、リードしている時に限らず平場から意識することを推奨します。アガりやすい手牌になれば自然と失点も減りますし、打点が必要ならなおのこと手役の価値が上がるためです。 例えば50ページのように1メンツもなく、ペンチャンが埋まってものみ手悪形になりやす...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第633回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その6」講義6 麻雀は満貫手の効率がよく狙いやすい(リーチツモドラ裏でも満貫に届く)ため、今回紹介されているような高打点狙いの手組は、点棒が少ない局面に限らず平場の段階で意識することを推奨します。逆に言えば、メンゼンで平場以上に高打点狙いの手組をすることはそれほど多くなく、跳満以上の手は狙っても簡単にはできないので重要度はあ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第632回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その5」講義5 トイツが3つあるところからのリャンメン固定なら、受け入れのロスは2枚のみ。残りのトイツをポンした場合もリャンメンテンパイが残るので、先切りによる出アガリ率上昇も期待しやすいと言えます。実戦でも出現頻度が高い形ですが、これまでの戦術書で取り上げられることが案外少なかったので押さえておきたいテクニックです。 逆...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第631回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その4」講義4 『現代麻雀最新セオリー』では、フォロー牌は全員に両無スジの456牌、字牌は全員に共通安牌、フォロー牌を残してアンコが出来てもリーチのみと、安牌残し有利な条件が揃っていました。よって個人的には研究結果に特に驚きはありません。実戦ではフォロー牌が比較的安全なことも、字牌が完全に安牌と言えないことも多いので、どちら...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第630回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その3」講義3 6ブロックある場合は、ターツを強化するフォロー牌を、6ブロック目のターツより優先して残して5ブロックに受けるのが基本です。昨今の戦術書で5ブロック打法が強調されることが多いのは、前提知識が無ければ出来ている人の割合がかなり少ないためです。 実は今回のようにリャンメンが揃っている手牌であれば、5ブロックに...