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ネマタの天鳳日記 第170回

ネマタの天鳳日記 第170回

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 オーラストップを逆転するには1300−2600ツモが必要。西家には700−1300ツモ、南家にも満貫ツモで逆転されるので、鳴ける牌は鳴いて2確するつもりでしたが、ツモとなるとチャンタ三色白、または引きといった鳴いても逆転条件を満たす可能性が出てきました。それなら浮き牌の価値を高く見積もってのカンチャンを外します。

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 鳴いても逆転の可能性があるが出ましたがここはスルー。序盤でスルーしてもメンツになりやすく、メンゼンで逆転手になる可能性もあるからというのもありますが、スルーすることで他にも鳴き手で逆転手になる可能性を残せます。

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 こうなると分かりやすいですね。トイトイです。メンゼンにこだわる必要性が薄いとなると多くの場合は鳴いて手を進めてよいですが、スルーしてもメンツになりやすい牌を鳴くかどうかを判断する場合は、「スルーした先に残る変化」にも着目してみます。「現麻本」の基準がかなり鳴き寄りと感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、これは残ったメンツ候補の変化をさほど考慮する必要のない牌姿を想定しているためです。

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 トイトイ白テンパイでツモか直撃で逆転…いえいえ、テンパネで50符3翻の6400ですからどこから出てもトップです!

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 南家からリーチ。オーラス放銃するとほぼラス落ち(放銃しなければラスにはならない)となると、アガリトップのテンパイでも天鳳の順位点では押せないことも多いです。ただし今回はを切ったうえでリーチ宣言牌がからの打リーチのケースが多く。逆に待ちは薄い。一応のケースもありますが、他に通ってない牌も多いので押しました。

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 他の無スジを引くようなら打から回るつもりでしたが運良くすぐアガリ牌が出てトップになることができました。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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