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斎藤俊の俺が麻雀見てやんよ -女流雀王戦第6節 寸評-

斎藤俊の俺が麻雀見てやんよ -女流雀王戦第6節 寸評-
斎藤俊の俺が麻雀見てやんよ
2016年09月08日 13:08

 第12期雀竜位・斎藤俊プロ(日本プロ麻雀協会)によるプロ対局の寸評がスタートしました。今回は9月4日に行われた「女流雀王戦第6節」です。

女流雀王Aリーグ第6節(全8節)

女流雀王戦Aリーグ第6節
順位 氏名 第6節 TOTAL
1 朝倉 ゆかり 89.3 445.0
2 大崎 初音 65.9 266.0
3 豊後 葵 ▲17.4 201.0
4 水瀬 千尋 ▲52.9 92.0
5 崎見 百合 82.5 69.9
6 愛内 よしえ ▲133.2 40.3
7 米崎 奈棋 3.2 20.5
8 福山 理子 18.8 ▲5.5
9 石井 阿依 133.6 ▲10.6
10 吉元 彩 ▲46.5 ▲50.6
11 水崎 ともみ ▲42.0 ▲115.1
12 竹居 みつき ▲44.2 ▲133.2
13 水口 美香 16.0 ▲285.0
14 上田 唯 ▲24.3 ▲289.5
15 奥村 知美 ▲54.7 ▲338.2

 ※大崎 崎見 愛内 福山 奥村 は第5節未消化

 

多くの場合、自分が和了出来たらその局は満足してしまうことが多い。例え反省の弁を述べても心から思ってる人は少ない。
水崎ともみ。彼女はそれとは違う数少ない例外の部類に入るであろう。

 

親番での配牌

 

と来るツモにも恵まれ

 ポン ロン

9600の和了。良いではないか・・・・

 

水崎は私に語りかけた。

『あの局やっちゃいましたわ・・・』

捨て牌は

彼女は捨て牌に反省していたのだ。を仕掛けて最終手出しがだと確かに近辺を警戒されやすい。

トイトイと面子手の切り分けポイントの一つは鳴き易さがある。トイトイを狙うにあたり、字牌、老頭牌、2、8牌は優秀な仕掛け易いターツ候補になる。

 ツモ

の時点でを切るべきだったと悔いる。すると捨て牌は

待ちが絞りにくくなるという訳だ。ほんの僅かな差であるが意識出来る人と出来ない人ではいつか差が出る。その「僅かな差」を彼女はこれからも積み重ねるだろう。

 

女流雀王Bリーグ第6節(全8節)

女流雀王戦Bリーグ第6節
順位 氏名 第6節 TOTAL
1 庄司 麗子 83.0 506.6
2 冨本 智美 86.5 343.8
3 たじまなみ ▲92.0 265.8
4 黄河 のん ▲35.3 208.6
5 大島 麻美 141.6 133.5
6 蔵 美里 14.1 132.4
7 会田 日和 ▲24.6 128.2
8 月城 和香菜 197.6 97.4
9 逢川 恵夢 ▲19.5 58.2
10 多田 ひかり 159.2 56.9
11 ふゆつみ 千明 83.2 45.4
12 ERIKA ▲45.6 ▲13.2
13 杉村 えみ 8.2 ▲24.0
14 おくみき ▲135.1 ▲85.6
15 都美 ▲154.4 ▲96.3
16 麻生 ゆり ▲44.2 ▲160.4
17 松嶋 桃 ▲110.2 ▲207.2
18 三添 りん 116.1 ▲354.6
19 松田 遊生 ▲104.1 ▲400.4
20 澄川 なゆ ▲129.5 ▲445.2
休場 有沢 奈央 - ▲202.9

 

『リぃチっっ!』
11期女流雀王 冨本智美から力の籠った聴牌宣言が入る。
後ろ見してワクワクする麻雀打ちなんてほんの一握りだろう。だが彼女はそのうちの一人である。

手牌は

ツモり四暗刻である。

 

過程に場況を含めた素晴らしい一打

ドラ

ツモ

ピンズの下が良いと見るや打中。その後目論見通りと来てのリーチだった。

は山にはいたが、他家に行き出和了12000。

本日の成績は2221で+86.5、総合2位につける。Aリーグ復帰へのカウントダウンが進む。

女流雀王Cリーグ後期第2節(全4節+上位8名で1節)

女流雀王戦Cリーグ第2節
順位 氏名 第2節 TOTAL
1 月 裕子 221.5 370.0
2 日當 ひな 174.3 93.6
3 上野 あいみ 13.2 66.2
4 綾瀬 まり ▲48.4 59.5
5 西城 凛 38.7 34.0
6 崎村 あやか 10.3 23.8
7 藤咲  ▲95.4 9.6
8 107.1 ▲37.6
9 水瀬 夏海 ▲56.9 ▲61.3
10 高橋 ゆりあ ▲60.1 ▲75.9
11 柚花 ゆうり ▲37.3 ▲89.0
12 川又 静香 ▲131.7 ▲199.9
13 中山 百合子 ▲139.3 ▲200.0

 

イ・・・イノチ??いえいえ命(みこと)です。

 

東1局北家ドラ

 

こんな命の牌姿。上家の柚花からリーチを受ける。

が一枚切れててが3枚見えてるのには見えていない。

命はと無筋をツモ切続け、柚花からが出てポン。
普通ならを切りそうだが、が固められていそうなことから切りでのシャンポン待ちに受ける。

しばらくして柚花からがこぼれ5200の和了となった。

実はの残り3枚は三者に持たれており山0。切りは振込みまでツモ切り続ける地獄への一直線だったのだ。ここは命の場況判断と度胸の良さが前面に出た局だろう。

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