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第16回 ネマタの雀魂日記

第16回 ネマタの雀魂日記

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で三人麻雀初の魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

本日は『データで勝つ三人麻雀』の発売日。史上初の三麻データ本ということで、麻雀ウォッチのコラムでもレビューさせていただく予定です。

優秀な戦術書が出る度に、「全体のレベルが底上げされて勝てなくなってしまう」と危惧される方がいらっしゃいます。しかし麻雀人口全体からすれば、戦術書を買ったうえで、なおかつ読み込んで、なおかつ実戦で活用できて、なおかつ「それまでは強くなかった」打ち手というのは、実際にはかなり少数派。私はむしろ、「自分がその少数派になれるチャンス」だと思って、本書を元に三麻の学習に励んでいこうと思っております。

雀魂牌譜

東1局4巡目 よくある役牌とタンヤオの比較。先にリャンメンが埋まった時はカンよりはのシャンポンが残った方がアガリやすく、のポンテンも効くことからを落とす方が多いかもしれません。個人的にも四麻ならそう打つことが多いです。
 
しかし三麻なら鳴きに頼らなくてもメンゼンで聴牌しやすく、他家が一色手傾向で字牌が出にくくなる展開にもなりやすい。西家は一打目に中張牌、東家もソーズのカンチャン落としが早いことから一色手狙いの可能性が若干高くなるとみて落としとしました。一般論としては、三麻は字牌の価値が高いのですが、それは他家にとっても同じなので、「自分にとって字牌の価値がさほど高くない」手牌の場合は、むしろ四麻以上に字牌を早めに切るようにしています。合っているかどうかは正直自信がないですが、四麻では平均よりフーロ率が高い私ですが、三麻では平均より低くなっています(天鳳鳳凰卓平均は四麻35%、三麻25%。私の鳳凰IDは四麻38%、三麻21%)。

7巡目 ダマで満貫以上ならツモ損ルールではダマに構えることも多いですが、3メンチャンかつ、降りずに強気に押してくる相手が多い卓となればリーチの一手。ダマ8000が16000になったのは出来過ぎですが、稼げるところで最大限に稼いでおくのも、点数移動の大きい三麻では特に重要です。

東3局1本場 リーチのみカンチャンは失点回避のために三麻だとリーチしないケースが多いですが、追い掛けリーチを打たれることがなく、が比較的他家から出やすそうとみてリーチを選択。しかしポンも含め良形変化も多いのでこれはダマがよさそうです。引いて一通になることに気を取られていて、たまたま重なったが自分の風牌であることを失念していました。

南3局 親がを抜いたので九種で流せず逆転されるのを覚悟しましたがツモが噛み合いました。流し満貫は天鳳同様、アガリではなく流局扱いであるため、親が聴牌していれば続行でしたが親もノーテン。トップを守り切ることができました。

雀魂-じゃんたま-情報

2019年4月25日にサービスが開始された無料で楽しめるオンライン麻雀サービスです

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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