雀魂はXpt(段位が昇格するとXの値が増える)を原点として、2Xptに到達すれば昇格、ptが無くなると降格します(ちょうど0ptは維持)。
雀聖☆1:2000/4000
雀聖☆2:3000/6000
雀聖☆3:4500/9000
昇格するたびラスのマイナスが25pt増えるので、雀聖☆2の1000/6000より、雀聖☆1の2000/4000の方が雀聖☆3に到達しやすいことになります。よって、より上位の段位を目指す為に意図的に負けて降格する選択が考えられます。天鳳でいうところの「わざ降段」。賛否両論ありますが、天鳳は昇段しても必要ptが緩やかにしか増えず、普通に打っていても降段する時はするので、結局のところしてもしなくてもどちらでもよいということがデータで示されています。実力向上のためには数多く打った方がよいというのもあり、伸びしろが十分あるうちはそのまま打ち続ける(ただしラスを引くリスクが低いので普段よりはトップ重視で打つ)のがいいかもしれません。
しかし、必要ptが急増する雀聖☆2以降に関しては、降格寸前ならわざと負けた方が効率がよいのは明らかです。ただし、「わざと降格する」と告知するのは、特定他家を意図的に有利する広義のコンビ打ちに該当するので、これはマナー違反ではなくルール違反の部類。わざと降格するのであれば、静かに一つ下の卓で行うべきです。同じ卓で打つ競争相手にわざわざ塩を送ることもないですからね。
ということで、雀聖☆2残り7ptになったところでさっさと降格しようとも考えていたのですが、雀聖が打てるのは王座の間と一つ下の玉の間。天鳳でコンビ打ち防止の観点から鳳凰卓の生配信が禁止されているように、雀魂では玉の間以上から生配信が禁止されていることを思い出しました。
私は配信者ではありませんが、コンビ打ち防止の観点から設けられているルールであることを踏まえると、コンビ打ちになりかねない行為自体が玉の間以上では認められていないとも解釈できます。この記事を挙げることによって、しかるべき時になったらわざと負けることを告知したとも取られる恐れがある以上、私個人としては、「わざ降段」せずに打つ(ただし降格間際の場合はラス回避を意識せずトップ重視で打つ)ことにいたします。
少し長くなりましたので今回はここまで。次回からはまた実戦譜を取り上げていきます。
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