明日一姫現麻第17話を更新しましす。どんな手牌がアガりやすいかという話はよく聞きますが、どの程度アガりやすいかを示したものをあまり見受けなかったのでこの機会にまとめてみました。「どの程度アガりやすいか」まで理解していれば、アガリ率を下げて高打点を狙う、場況を踏まえてアガリやすい待ちを残すといった打牌も適切に選び取ることが出来るようになります。そこまで出来てこその手組の技術です。
現在進行中のイベント、「幻界の戦」では15枚のカードを用いた特殊ルールの麻雀をプレイすることが出来ますが、カードの中で最もゲームに影響を与えているのは明らかに「超・タンヤオ」。ただでさえ強力なタンヤオが3飜になるというバランスブレーカー。他のカードとは明らかに世界観が異なる「サイキョウニャ」のフレーズ。誰が仕込んだのかは言うまでもありません。
一方最もゲームに影響を与えなさそうなのは、親はリーチかフーロでしかアガれなくなる「風紀厳守」。用はダマでアガれなくなるのですが、カードの中で唯一直接点数に影響しないうえに、ただでさえ強力な親リーチを打たない局面はあまりないためです。
▼雀魂牌譜
東1局
上述の二つのルールが組み合わさった本局。超タンヤオがつかないからとを切りましたが、で超タンヤオがつく形なら先にを切りそうなものですからで振り込む場合もタンヤオがつかないと考えられるので切りがよかったように思います。
しかし結果的には3000-6000ツモられていたところを安目3900(裏1)で済みました。上家(待ち)は見逃しがよかったですね。
東4局
鳴いてが出ればトップ終了ですが、下家は国士狙いにつき使われやすく出ない、上家は配牌から回線切れで手の内にがあれば出ない。対門には止められやすい。ここまで条件が揃えば以外でアガれる聴牌を組みにいった方がアガリやすいとみてスルーを選択。
対門からリーチが入りましたが待望の引き!
対門から出て無事終了…かと思いきや「フリテン」の文字。??? どこにフリテンになる要素が…
…一番ゲームに影響しないと思っていたせいで完全に失念してました…。昔の麻雀ゲームでもよく見受けた、「フリテン以外のルールでアガれない場合もフリテンと表示される仕様」。「アガリ形は完成しているが何らかの条件で和了不可の状態」を示す一般的な麻雀用語が存在しないことを今更ながら気付かされます。
慌ててリーチするも時既に遅し。ルールはちゃんと確認しましょう。それではまた次回。
雀魂 について
オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。