麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」39日目が12月8日(木)に開催された。
第1試合出場選手
東:本田朋広
南:白鳥翔
西:近藤誠一
北:鈴木たろう
第1試合
東1局は4者ともに配牌が悪く、終盤までもつれ込む。
たろうが対々和のテンパイを入れると、親番の本田がをチーしての後付けでテンパイ。
最終手番で近藤も辺のテンパイを入れる。
白鳥の1人ノーテンで流局になるかと思われたが、海底でたろうがを掴んで近藤に放銃。
近藤5200のアガリで幕を開ける。
東2局、近藤が面子手の単騎で即リーチという変化球を見せる。
これを自力でツモ。500・1000のアガリとなった。
東3局は本田がのポンから発進して対々和のテンパイ。
白鳥がタンヤオ・ピンフの3面張テンパイを入れるが、持ち前の守備力でを止める。
直後に本田がをツモ。1600・3200のアガリでトップ目に立った。
東4局は白鳥が七対子単騎で先制リーチ。
しかしは親番のたろうに対子。
本田が追いつく。タンヤオ・ピンフ・赤1の手でリーチを敢行。
が3枚見えていたことで、近藤がの対子落としを選び一発放銃。
更に裏が乗り、本田の跳満12000が決まった。
本田が1人突き抜けた格好で南入。
南1局、親番の本田が絶好の嵌を引き入れ待ちで4巡目先制リーチ。
誰も追いつけない状況のなか、悠々とをツモ。
2000オールの加点で持ち点は5万点に迫る。
南1局1本場はたろうが先制リーチを打つも近藤との2人テンパイで流局。
近藤は最終手番で跳満のテンパイを入れたが、待ちにしていれば直後にたろうからアガれていたため、フェニックスの楽屋からは悲鳴が響いた。
続く南2局2本場、近藤がツモれば四暗刻のリーチ。
はたろうに対子、が山に1枚。
近藤は今日がレギュラーシーズン100戦目のメモリアルゲーム。
牌を捲る左手に力が入るが、白鳥のチーによってがたろうへと流れてしまい流局となった。
南3局3本場は親番の近藤が1300オールのアガリで連荘。
2着争いを一歩リードした。
南3局4本場は近藤と白鳥の2人テンパイで流局。
続く南3局5本場、白鳥が清一色・赤1のテンパイを入れるが、溢れたを本田が仕留める。
ピンフのみ1000のアガリでオーラスへ。
オーラスは本田が47800点持ち、近藤が26800、白鳥が13300、親番のたろうが12100という並び。
親番のたろうがを暗カンしてテンパイ。
あえて見た目枚数が少ないシャンポン待ちに取るゼウスの選択でリーチを放つ。
たろうと競っている白鳥が粘る。タンヤオの仕掛けを入れテンパイ。
この局はたろうに軍配が上がる。
をツモ、裏が2枚乗って4000オールのアガリを決めた。
たろうが近藤を僅かに捲り2着目に立ったオーラス1本場。
本田がピンフ・赤1の待ちテンパイを入れると、これを白鳥からアガって終局。
最後は自身で決着を付け、トップをものにした。
本田は今シーズン13戦7トップと絶好調。
個人スコアは風林火山・勝又を抜いて首位に躍り出た。
一方白鳥はラス無し記録がここで途絶える結果となった。
第1試合結果
1位 本田(雷電)+66.1
2位 たろう(ドリブンズ)+4.1
3位 近藤(フェニックス)▲17.2
4位 白鳥(ABEMAS)▲53.0
第1試合各局詳細
第2試合結果記事
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