麻雀プロリーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」セミファイナルシリーズ13日目が4月29日(月)に開催された。
第1試合出場選手
東:多井隆晴
南:勝又健志
西:渋川難波
北:伊達朱里紗
第1試合
東1局 勝又が序盤に待ちの先制リーチ、そのリーチ宣言牌を渋川がチーして待ちのタンヤオ形のテンパイで、リーチを捌きにかかる。勝又がツモぎったを渋川がロン、2000のアガリで、局を流すことに成功する。
東2局 あわやダブルリーチかと思われた親番勝又の配牌、勝又はソーズのターツを外しながらをポン、のシャンポン待ち、次いで待ち、ホンイツ形の親満をテンパイする。これを多井から討ち取り12000の加点で連荘する。
【4/29 1G 東2】
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) April 29, 2024
親の風林火山 #勝又健志 が
満貫のアガリ‼️
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東2局1本場 渋川が待ちの先制リーチ、これに伊達が789の三色は崩れたが、待ちで追いかけリーチをかける。この競り合いは渋川が伊達のロン牌をつかみ、伊達が3900は4200のアガリでトップを目指す。
東3局 親番渋川がをポン、先制でカン待ちのテンパイをいれる。ここに伊達が、一手替わり四暗刻の待ちのテンパイをいれる。伊達はこれをダマテンに構え、四暗刻への手替わりを見るが、が1枚場に見えたことで、ツモぎりリーチとする。
伊達の現物を多井から捕らえた渋川が2900のアガリで連荘する。
東3局1本場 多井が待ちの先制リーチ、直後親番渋川もテンパイするが、宣言牌は多井のロン牌、多井が条件戦のライバル渋川から5200は5500の直撃をものにする。
東4局 多井がのポン、含みでをチー。待ちの先制テンパイをいれる。これを勝又から捕らえ3900のアガリで、20000点近くまで戻ってくる。
南1局 勝又が待ちの先制リーチをかける。親番を落とせない多井はを暗カンして食い下がるが、多井・勝又が必要なは山に残っていなかった。リーチの勝又の1人テンパイで流局した。
南2局1本場 渋川がをポンして、ホンイツの待ちで先制テンパイ。これに多井がペン待ちのリーチで押し返す。ファイナル進出を争う2チームのぶつかり合いは、渋川に軍配、渋川が多井から5200は5500のアガリでトップ戦線に復帰する。
南3局 親番の渋川が全員が切っているピンズの上側に照準を合わせ、カン待ちで先制リーチに踏み切る。これに多井が、待ちの追いかけリーチで渋川からの直撃を狙う。
再びの熾烈なめくりあいは渋川のツモアガリ、2000オールのアガリで渋川がトップ目に立つ。
南3局1本場 勝又がカンチー、リャンメンチーでタンヤオに向かう。ここに渋川がカン待ちで先制テンパイするが、多井と伊達の勝負手を警戒してダマテンに構える。勝又ももう一つチーしてテンパイをいれるが、ここに伊達がドラ暗刻とを引っ提げてリーチ、さらに逆転のホンイツ手を組んだ多井が待ちで追いかける。
これ以上ないほどの熾烈なめくりあいは決着つかず、リーチの伊達と勝又の2人テンパイで流局。親番の渋川は、最小限の失点でオーラスをむかえることができた。
南4局2本場 勝又がのポンから染め手に向かう。さらにをポンしながら手を進め、供託リーチ棒も含めて、アガれば逆転トップのホンイツ形、待ちの先制テンパイをいれる。ここでタンヤオ仕掛けの渋川が、勝又の打点を読み切り、2着落ちまでにとどまるを真っすぐ打ち抜く。勝又が3900は4500のアガリで、逆転トップ。渋川はファイナル進出を争う渋谷ABEMAS多井に2着順差をつけて、条件戦の仕事を果たした。
第1試合結果
1位 勝又(風林火山)+55.1
2位 渋川(サクラナイツ)+8.7
3位 伊達(麻雀格闘倶楽部)▲13.3
4位 多井(ABEMAS)▲50.5
第1試合各局詳細
第2試合結果記事
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