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【WRC世界麻雀TOKYO2025 個人戦最終日レポート】予選32位でのボーダーラインでの勝ち残りとなった内川幸太郎が準決勝から圧巻の4連勝!4代目世界王者の栄冠に輝く!

【WRC世界麻雀TOKYO2025 個人戦最終日レポート】予選32位でのボーダーラインでの勝ち残りとなった内川幸太郎が準決勝から圧巻の4連勝!4代目世界王者の栄冠に輝く!

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2014年からはじまり世界中の都市で開催されてきたWRCが、ついに日本で開催。「WRC世界麻雀TOKYO2025」が2025年7月1日〜6日に東京にて開催される。

7月6日は個人戦BEST8、決勝が行われた。

ABEMA麻雀ch
日本プロ麻雀連盟ch
日本プロ麻雀連盟英語ch

上記3つのチャンネルで放送。

▼7月2日の国別対抗戦レポートはこちら

▼7月3日の個人戦1日目レポートはこちら

▼7月4日の個人戦2日目レポートはこちら

▼7月5日の個人戦3日目レポートはこちら

個人戦レギュレーション

予選には256名(日本選手は101名)が参加、各選手10回戦を戦い上位32名が勝ち上がり。
ベスト32、16、8はトーナメント戦、各卓上位2名が勝ち上がりとなる。
決勝は4名が2回戦を戦い優勝選手が決定する。

▼予選結果はこちらの「Ampai」で確認できる

試合結果

BEST8進出選手 ©ABEMA
BEST8配信卓出場選手 ©ABEMA

BEST32からBEST8までは同一メンバーでWRCルールを2戦戦い、卓内上位2位までの選手が次のステージに勝ち上がりとなる。

東4局 仲林の5200 ©ABEMA
1回戦トップの仲林圭 ©ABEMA
1回戦詳細スタッツ ©ABEMA

▼ベスト8各卓1回戦結果結果

2回戦東2局 Dani Morenoの2000・4000 ©ABEMA
2回戦南2局Junseok選手の2600 ©ABEMA
2回戦オーラス 黒沢選手の1000 ©ABEMA

配信卓は僅か10ポイント差以内に全員がひしめき合う大混戦に。黒沢と韓国のJunseok Yoon選手の勝ち上がりとなった。

準決勝敗退となった Dani Moreno ©ABEMA
準決勝敗退となった仲林圭 ©ABEMA
決勝進出となった Junseok選手 ©ABEMA
決勝進出となった黒沢 ©ABEMA
準決勝2回戦スタッツ ©ABEMA

▼2卓を含めた結果はコチラ

決勝戦は日本プロ麻雀連盟所属の内川幸太郎、ともたけ雅晴、黒沢咲と韓国のJunseokYoon選手となった。

決勝1回戦は内川が序盤から攻勢を決める。まずは仕掛けて幸先よく3900をアガった後迎えた親番1本場で4000オールを決めて一歩抜け出す。

東2局1本場 内川の4000オール ©ABEMA

東3局でもタンヤオ平和高め一盃口のリーチ、ドラアンコで仕掛けたともたけから高めでのアガリで8000の追加点を決めた。

東3局 内川の8000 ©ABEMA

その後も失点せず的確な局消化に成功した内川が一人浮きの大きなトップを獲得した。

南3局 内川の800・1600 ©ABEMA
決勝1試合目でトップを獲得した内川 ©ABEMA
決勝1試合目スタッツ ©ABEMA

1戦目で,2着の黒沢と50.3ポイント差をつけることに成功した内川、トップラスでつく順位点は30ポイントなので、黒沢は内川とトップラスでも20300点差をつけることが条件となる。

東4局1本場 内川の6000オール ©ABEMA

序盤は黒沢とともたけが的確に加点を決めて内川を苦しめたが親番を迎えた内川が東4局1本場にタンヤオ平和一盃口ドラ2のダマテン、これをツモって6000オールとして大きなリードを得た。

東4局2本場 ともたけの3000・6000 ©ABEMA

厳しい状況となったともたけだったが、リーチ・ツモ・タンヤオ・平和・二盃口の300・6000で追い上げる。

南1局  junseok選手の8000・16000 ©ABEMA

南1局、役満狙いの進行を徹底していたjunseok選手がここで四暗刻聴牌、見事成就し8000・16000、この半荘のトップ目に立った。

南2局2本場 内川の1000・2000 ©ABEMA

しかし南2局2本場、南3局と内川がアガって局を進めオーラスとなった。

黒沢、ともたけ、junseok選手はダブル役満ツモ条件でオーラスとなった。各選手に条件を満たす聴牌は入らず、全員ノーテンという形で決着。内川が予選32位でのボーダー通過から、ベスト8、決勝はオールトップでの優勝を成し遂げた。

また、junseok選手は四暗刻一手変わりの聴牌自体は入れており、聴牌宣言をすればトータル2位になる状況だったが、聴牌宣言はせず手牌を伏せた。

決勝4位となった黒沢咲 ©ABEMA
決勝3位となったjunseok選手 ©ABEMA
準優勝となったともたけ雅晴 ©ABEMA
優勝となった内川幸太郎 ©ABEMA
決勝2戦目詳細スタッツ ©ABEMA
決勝最終結果 ©ABEMA

表彰・インタビュー

チーム戦4位 チャイニーズタイペイ ©ABEMA
チーム戦3位 日本フル代表チームB ©ABEMA
チーム戦2位 中国B ©ABEMA
チーム戦優勝 ポルトガル/スペイン ©ABEMA
個人戦4位 黒沢咲 ©ABEMA
個人戦3位 Junseok Yoon 選手 ©ABEMA
個人戦2位 ともたけ雅晴 ©ABEMA
個人戦優勝 内川幸太郎 ©ABEMA

次回開催は2028 NewYork! ©ABEMA

ーまずは優勝した直後の今のお気持ちをお伝えください
「1試合1試合が楽しくて、その延長線上に優勝があった、という感じです。まだ優勝の実感はそこまで沸いていないです。本当に素晴らしい大会で、選手は気持ちよく対局で来たんじゃないかなと思います。」
ーJunseok選手が四暗刻を決めた場面はどう感じましたか
「私は1試合目トップだったので、1試合目4着だったJunseok選手がアガってくれることは優勝に向けては嬉しいことでした。彼はそこまで苦しい戦いが続いていて、ようやくアガってくれたか、と思ったら想像を超える手が出てきて驚きました。この決勝戦の大舞台で役満を決めてくれたことは、勝った私が言うのはおこがましいかもしれませんが、試合に華を添えてくれたような感じで、彼を応援している韓国の方々もすごく喜んでいたでしょうし、とても祝福したい気持ちです。」
ー予選32位勝ち上がりからの優勝という事に関しましてはどう感じていますか
「32位を狙ったわけではもちろんなかったのですが、私は予選10戦でトップ5回、2着3回、3着1回4着1回だったので、これで32位とは皆勝過ぎだろ!?という感想はありました10戦目は3着だったので、実は負けた気になった落ち込んで帰ったのですが、結果を後で見て明日も打てるとわかってとても嬉しかったです。そこからは、救われた命だと思ってのびのび楽しくやれました!」
ーサクラナイツを退団することになり、Mr.Xになり、オーディションは敗退したものの風林火山に加入することになり、そして今日の世界麻雀優勝、ここ数ヶ月はどのようなお気持ちでしたか
「もう本当に激動すぎて。どうなってるんだという気持ちです。いろんなことがありましたが、ファンの方々は変わらず応援しつづけてくれて、本当に応援は力になるんだなと身に染みて感じています。皆さんの声が確実に今回の優勝にもつながったと思っていますし、これからも応援されるような選手になりたいと思いますし、風林火山の一員としてより尽力していこうと思っています。」
ー次回のニューヨーク開催について抱負をお願いします
「僕はアメリカ何回か言ったことがあるんですけど、実はニューヨークだけ行ったことがなくて。今年のオフシーズンには、ラスベガスからニューヨークへの旅行に行こうと思っていたのですが、それが一身上の都合により日本に残って色々やらなきゃいけなくなってしまったために泣く泣くキャンセルすることになりました。そうしたらこういう形で行けることになるとは。王者としてニューヨークに行けることが本当に楽しみです。」
ー世界麻雀を応援してくれた皆様に一言お願いします
「ご視聴ありがとうございました、リーチ麻雀は日本だけのものにとどまらず、全世界の皆様が高いレベルの技術を見せて大会ができるものになっております、世界麻雀大会も第4回を迎え、今回は10倍くらいの規模で、毎日配信も行ったことで皆が世界のレベルの高さを感じられたことだと思います。麻雀は日本だけでなく世界的に盛り上がっていってることを感じて頂けたと思うので、今後も日本を中心として、リーチ麻雀を世界に広め、皆で麻雀を楽しんで、僕たち麻雀プロも切磋琢磨していこうと思います!」

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歴代チャンピオン

2014 パリ大会 山井弘(日本プロ麻雀連盟)
2017 ラスベガス大会 ともたけ雅晴(日本プロ麻雀連盟)
2022 ウィーン大会 奈良圭純(日本プロ麻雀連盟)

WRC©2024

 

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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