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ネマタの戦術本レビュー第266回「迷わず強くなる麻雀 著:鈴木たろう 編集: 鈴木聡一郎 その13」

ネマタの戦術本レビュー第266回「迷わず強くなる麻雀 著:鈴木たろう 編集: 鈴木聡一郎 その13」

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レッスン23

 「もっと勝つための現代麻雀技術論」では、面子候補固定、雀頭固定と表現している「そぎ落とし」についでです。基本ルール1を優先した場合と、2を優先した場合で切る牌が異なる場合は、基本は2優先。

 テンパイの価値が特に高い局面(終盤でテンパイ料を狙う場合など)であれば1優先とすればよいです。P109の手牌についてはチートイツ、ツモり三暗刻の2シャンテンでもあるので打がよいでしょう。なら打とします。

レッスン24

 p114の牌姿。面子候補固定よりは雀頭固定、固定したトイツを雀頭と見立てれば、浮き牌ならを残した方がよいと考えれば自ずとを選べると思います。

 2トイツと3トイツで場合分けされていますが、3トイツでも雀頭固定になる場合はむしろ3トイツを残すことも多いです。このあたりは「もっと勝つための現代麻雀技術論」第61回を御参照下さい。

 面子候補固定は手作りの基本さえ身に付いていれば自然とできるようになりますが、雀頭固定については意識していないと上級者でもミスが見受けられるので、どちらかと言えばこちらを集中して押さえておきたいところです。

 「1ブロックは3枚まで」については、「4枚なら2ブロックともとれるので面子候補オーバー」と考えて面子候補落としと考えることもできます。これについても例外がありますが、汎用性が高いので特に押さえておきたいところです。例外については、「もっと勝つための現代麻雀技術論」第58回を御参照下さい。

本記事に関するご紹介

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鈴木たろう (著)
鈴木聡一郎 (編集)

発売日:2017年3月29日
定価:本体1,404円
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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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