こんばんは、まろちょふです。
今日は2/19(日)に麻雀スリアロchで配信された第15期雀竜位決定戦・3日目での12回戦東一局の江崎文郎プロの一打を紹介します。
11回戦を迎え、三つどもえの戦いから吉田プロがラスを引き、江崎プロ有利な状況に。
東1局江崎プロの親番 ドラは。
まずは大浜プロの先制リーチが入ります。大きなビハインドを背負ってしまっている大浜プロ。安い愚形立直は考えづらいところ。
立直平和ドラドラ高め一盃口。本手の立直が入ります。
立直を受けた時点での親番の江崎プロの手牌。ここでTOPを取ると優勝にぐっと近づくためこの親番は活かしたいところですがまだ手は2シャンテン。まず筋の。その後を引き入れて勝負になる形となり、を押します。
この時点で解説の多井プロはこうお話されていました。
「このを押せる打ち手がチャンピオンになってほしいね。強いよ、このは。いきなり親と勝負するってことだからね。強い気持ちがないと切れないよ。」
そしてを引いて聴牌。大浜プロのは手出しであり、手順的にははかなり危険な筋に見えます。
は待ちが先切り固定であるケースや愚形でのパターンになるのでよりは勝負しやすそうですが・・・
江崎プロはを切っての立直を選択しました!
多井プロは「うわ、一番すごいの行ったよ。これがいいと思ってるんだよね。が危険なのを知ってて、それでもそれ以上にあがりを強く見てる。すごいね。」と感心しきり。
この局は大浜プロのツモあがりとなりましたが、は実際に立直時点で山3。あがれる待ちを選択できていたということになります。
強く攻め抜く姿勢に多井プロ、五十嵐プロの感嘆の言葉が止まない解説となっていましたね。
トップを取るための強い執念を感じることの出来る一局でした!