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16期前期入会の安藤弘樹が初戴冠!最終日初戦から3連勝を決めて一気に独壇場!/第21期雀竜位決定戦

16期前期入会の安藤弘樹が初戴冠!最終日初戦から3連勝を決めて一気に独壇場!/第21期雀竜位決定戦

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日本プロ麻雀協会のタイトル「第20期雀竜位決定戦」(3日間全15回戦)の最終日となる3日目が19日に行われ、第16期前期入会の安藤弘樹が初優勝となった。

雀竜位戦は各級から毎年半数が降級となる厳しいサバイバル戦のシステムとなっている。

決勝の対局者はディフェンディングの吉田知弘、A級1位の堀慎吾、A級2位の安藤弘樹、A級3位の小池ハヤト、A級4位の江崎文郎での対局となった。

1日目終了時点のスコア
2日目終了時点のスコア

初日、二日目を終え、小池が一歩リード。去年の覇者の吉田知弘は2日終了時点で敗退となった。

堀がややマイナスとなっているが、首位の小池とは200ポイントほどの差。十分逆転の可能性がある状況で最終日を迎えた。

 

2日目終了時点の成績
12回戦東2局 安藤の12000
13回戦終了時点の成績

最終日はトータル2位の安藤が爆発。持ち点が多い状況からも更なる加点を決めていき11回戦から3連勝。一気に大量リードを築いた。

残り2回戦となって2位の小池と203.4ポイント差。大きな条件を突きつけることに成功した。

14回戦終了時点の成績

14回戦も2着を確保した安藤、トップを取ったのは堀となったので事実上ここでほぼ優勝への道は堅くなった。

最終戦は堀と江崎のトータル3位争いの様相となり江崎がトップを確保してトータル3位を確定とさせるアガリ。最終日の爆発で安藤が初優勝を勝ち取った。

最終成績

優勝した安藤弘樹は、「優勝したということで、来年もこの舞台で戦うことができるという事が何よりうれしいです。最終日は本当に手牌に恵まれた部分が大きく、1日目、2日目は内容にも反省点がありましたので来年はもっとしっかり打てるよう精進します。更に良い麻雀を打って連覇できるよう頑張ります!」と喜びと来年への抱負を語った。

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【雀竜位戦概要】
F級予選から始まり、F級、E級、D級、C級、B級、A級と進んでいく。
(前年度雀竜位戦の成績によりスタートする級が決まる)
A級上位4名が決定戦に進出。前年度雀竜位を交え決定戦が行われる。
雀王戦リーグとは異なり、入会初年度から決勝まで進めるシステムのため、多くの若手スターが生まれたタイトル戦でもある。

【歴代雀竜位】
第1期 鍛冶田 良一
第2期 鍛冶田 良一(2)
第3期 小倉 孝
第4期 小倉 孝(2)
第5期 石野 豊
第6期 吉田 基成
第7期 福田 聡
第8期 伊達 直樹
第9期 内海 元
第10期 仲林 圭
第11期 渋川 難波
第12期 斎藤 俊
第13期 武中 進
第14期 吉田 基成(2)
第15期 江崎 文郎
第16期 江崎 文郎(2)
第17期 矢島 亨
第18期 大浜 岳
第19期 富永 修
第20期 吉田 知弘
第21期 安藤 弘樹

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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