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ネマタの天鳳日記 第183回

ネマタの天鳳日記 第183回

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 オーラス東家とはテンパイ料で入れ替わる2着目。トップには倍満ツモでも届かないので早いアガリを目指しますが、1メンツも無く1手でチャンタの4メンツ候補が揃うこの手ならアガリやすさでもから切った方がよいでしょう。

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 もちろんメンツができる牌は仕掛けていきます。北家に跳満以上を放銃しなければラスにはならないので守備力が落ちるのはさほど気になりません。

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 にくっつけば仕掛けがきく1シャンテン。メンツ手としては5シャンテンだった配牌からかなりアガリ目が見えてきました。

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 をチーして1シャンテン…ですがここでスルー。親に高打点を放銃して連荘になった場合はラス落ちの危険が出てくるとはいえ、スルーしても守備力が残るとは言い辛いですが…

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 スルーしてからと引いてテンパイ…そして清老頭の1シャンテンになりました。ロマンが過ぎたかもしれませんが、スルーはまさかの役満までみたためです。
 ここまで来たらここでも打として最大限に役満を目指す手もありますが、素点が戦績に反映しない順位制であること。点数状況的に西家北家のアガリが期待しづらく、アガられるとしたら東家なので自分のアガリ以外で2着を維持出来ることが少ないということもありテンパイに取りました。

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 を引けていれば北家ので32000のアガリでしたが、現実は700−1300。無事2着で終われたとはいえ、やっぱりちょっと残念ですね(笑)

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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