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ネマタの天鳳日記 第241回

ネマタの天鳳日記 第241回

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 123三色を狙って打や打とすると、三色の高めを引いた場合もの1翻がつかなくなるので打点面でも有利とは言えません。鳴いた場合はトイツが残っている方がアガリやすく、チートイツやトイトイもあるので打とします。

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 前巡のは鳴くとポンでドラが出ていき2翻テンパイ。トイツ系の役を見切るほどではないとみてスルーしましたがは鳴きます。

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 親リーチが入りましたがこちらもテンパイ。

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 役牌の後付けテンパイがどの程度アガリやすいかを見積もるのは難しいところですが、他の役牌は全て見えていて脇は降りてそうとなるとリーチ者以外からのの出アガリはあまり期待できなさそうです。それでも30符3翻テンパイとなると案外押すことも多いですが、ソーズはほぼ通っては両無スジ。ラス目とはまずまず離れている2着目となると押しづらかったです。

 字牌待ちのアガリやすさは局面による変動が数牌に比べて大きいです。こちらの仕掛けが役牌後付けに見えにくく、リーチ者に通っている牌も少ないのであれば、脇からの出アガリもききやすいと判断して押せる領域が増えるということもありそうです。

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 当たり牌だったのはたまたまですが、を勝負していたら12000放銃で苦しい勝負になっていました。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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