最近は、テレビや雑誌、公共交通機関での中刷り広告など、「働き方改革」というフレーズを見たり聞いたりする機会が多くなってきているのではないでしょうか?
厚生労働省のホームページには、「働き方改革は、一億総活躍社会の実現に向けた最大のチャレンジであり、日本の企業や暮らし方の文化を変えるものです。厚生労働省では、女性も男性も、高齢者も若者も、障害や難病のある方も、一人ひとりのニーズにあった、納得のいく働き方を実現するため、「働き方改革」の実現に向けて取組を進めていきます。 」と掲載されています。
様々な取組案がありますが、代表的な例を挙げると、
・在宅・テレワークの推進
・パートなどの非正規社員の処遇改善
・賃金引上げ
・生産性の向上
などいろいろとあります。他にも重要な項目として「残業削減」というのがあります。
残業削減に向けてもいろいろな取組案がだされていますが、実際に残業をしなければならないときはどのような原因があるでしょうか。主な原因としては、
①人員が足りないため
②予定外の仕事が突発的に発生するため
③業務の繁閑が激しいため
④仕事の締め切りや納期が短いため
⑤会議・打合せが多いため
(参考:厚生労働省「平成27年度過労死等に関する実態把握のための社会面の調査研究事業報告書」より)
などが挙げられています。
これらについては、多少なりとも当てはまってしまうものがあるのではないでしょうか。
皆さんの職場のような来店型の店舗であれば、予期せぬ残業などもあるかもしれません・・・。
でも、自らの努力で改善できることもあるかと思います。今までの習慣で「ムダ」や「効率の悪いこと」などはしていませんでしょうか??日常的なルーチン作業にも「ムダ」が含まれていることも少なくありません。
日常的にどのような作業をしているのか?を洗い出して、
・本当に必要な作業なのか?
・もっとこうしたら作業が早く終わるのではないだろうか?
・仕事の配分はまちがっていないだろうか?
などと調べていくと、作業効率もアップし、職場の雰囲気も良くなります。そのような取り組みはお客様へのサービスにも表れてきます。
ぜひ、職場における1日の作業の流れを洗い出して、整理してみることをお勧めいたします。
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