ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第264回「迷わず強くなる麻雀 著:鈴木たろう 編集: 鈴木聡一郎 その11」レッスン17 今回はテーマ15に比べればを打ち出すリスクも大きく、ドラでドラ表示牌がならを打つロスも小さいので打を打つことも結構ありそうです。初級者のうちはまず自分の手牌だけ見て判断という意見自体には異論がないですが、今回のような質問をしてくる段階の打ち手は、やはり最早初級者とは言えないでしょう。(ルールを覚えたての...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第29回 大きく離されたラス目でドラトイツの1シャンテン。ペンチャン同士の比較ですが、南家がとペンチャンを落としているのでどちらかと言えばの方が使われにくく、またがトイツなのでその分スジ待ちになりづらいことから打。 もしすぐにを引くようなら今度はを落とすところです。 首尾よくツモって満貫。しかしまだラス目です。 トイメンが...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第28回 上家の親は明確にマンズホンイツ傾向。これなら打との「共通の有効牌」であるを引いた場合も、カンで即リーチを打つよりはマンズを払ったくっつき1シャンテンの方がアガリやすそう。 それならこの時点でマンズ落とし。今回のようにマンズホンイツがいない場合でも、ピンズはツモで完全1シャンテンになる強い浮き牌+面子+雀頭の形とみな...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第263回「迷わず強くなる麻雀 著:鈴木たろう 編集: 鈴木聡一郎 その10」レッスン15 p65の手牌、今回は局面的には絞りを考慮に入れたいですが、打ならかなりアガリが見込める1シャンテン、を止めると良形でテンパイする受け入れが大きく減ることになるので、流石に打とします。p68についても打。ドラが重なって1シャンテンになるより、を引いてテンパイする方がずっとよい手です。 今回ははっきり絞ら...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第27回 天鳳ルールならダマでも満貫なら基本ダマという方が多いと思いますが、個人的には案外リーチがよいケースも多いと考えています。しかしこの図のように、かなりのダントツが出来て、うまく跳満になったところでトップが遠いなら流石にダマに分があります。 平場でギリギリまで局収支を追うことよりも、明確に平場ではないケースで局面に応じ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第262回「迷わず強くなる麻雀 著:鈴木たろう 編集: 鈴木聡一郎 その9」レッスン13 p56の牌姿から何を切るかですが、「下家がマンズのホンイツっぽい」というだけであれば私もを切ります。「マンズのホンイツっぽい」ということは、マンズのホンイツではない、あるいはマンズホンイツを狙っているけどまだ面子候補が揃っておらずとりあえずだけはポンしたという可能性が十分にあるということです。まだマンズ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第261回「迷わず強くなる麻雀 著:鈴木たろう 編集: 鈴木聡一郎 その8 」レッスン10 リーチに放銃しなくても自分がアガらなければ負けという局面なら、別の他家のテンパイを抑止するため、あるいは別の他家がテンパイした時に抱えていた危険牌がその他家の当たりになってアガリを逃すケースを避けるために、安牌があってもあえて危険牌から切る方がよいこともありますが、流石にかなり限定的なので実戦で使うこと...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第26回 前回の続き。高め平和一通の完全1シャンテンとなりましたが、前回の話をふまえると、ここであたりを引いたら、①危険牌先きりと、②待ちを読まれにくくするために打とする選択が候補に上がります。 今回は運良く一通が確定するを引いてリーチ。南家から7700をアガることが出来ましたが、を切っているのにを切ってリーチとなると、が浮...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第260回「迷わず強くなる麻雀 著:鈴木たろう 編集: 鈴木聡一郎 その7」レッスン9 p41の牌姿については、チートイツドラ2の1シャンテンとみれば無スジを押すのは若干厳しいですが、が出るようなら鳴いて押しやすい手牌になるので、7巡目で中以外の現物が無いという局面ならくらいはまだ押してそうです。ただ、本書の意図するところも分からなくはありませんが、やはり、「オリるな」というのはアドバイスと...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第25回 勉強会での一コマ。前回も取り上げました、からを切るかを切るかの選択。東家が鳴いていますがまだテンパイはしてなさそう。 それならここでは打として、東家の手が進んだ後で再びを引いた場合にを切って待ちへの放銃を回避できるようにをツモ切りました。 実際は既にテンパイしていて放銃。「現時点でが当たりになっている確率」と...