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麻雀界の元気印・松田麻矢がMore卒業を経て目指すもの

麻雀界の元気印・松田麻矢がMore卒業を経て目指すもの

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トレードマークにもなった「はっぷー」のあいさつとともに、とびきりの笑顔を見せてくれるのが松田麻矢プロだ。麻雀界でも有数の元気印は、芸能活動の経験も豊富なことから、番組MCやイベントの司会などマルチな活躍を見せている。そんな松田だけに、卓上でも常にポジティブで、打ちっぷりも魅力十分。本記事では、松田が持つ様々な表情に迫りつつ、気になる雀士としての実力や特徴についても迫ってみよう。

目次

松田麻矢の基本情報・プロフィールデータ

名前 松田 麻矢(まつだ まや) 
生年月日 6月27日
出身地 大阪府
趣味・特技 映画、音楽、ダンス、海釣り
本人公式SNS Twitter
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YouTube
所属団体 最高位戦日本プロ麻雀協会
プロ入会年 2015年

映画、音楽鑑賞にダンス、海釣りのほかにも、食べること、人狼ゲームや書道と多趣味な松田。いろいろなことに挑戦して、笑顔で過ごす日々を送っているという。そんな松田にとって、かつて在籍していたアーティストグループ「More」での活動は、まさに天職ともいえるもので、ステージ上では多彩な趣味の中から「一芸」をアピールすることもあったそうだ。

最高位戦ペアマッチ2016 今年も女流プロによるコスプレがずらり!

経歴

2015年:最高位戦日本プロ麻雀協会第40期前期入会

麻雀との出会い・きっかけ

松田が麻雀と出会ったときはなんと5才。実家では盆正月だけに限らず土曜が麻雀の日になっていて、親戚が毎週のように集まって卓を囲んでいた。その中で自然と麻雀を覚えていくのだが、三麻が盛んな大阪府出身だけに、麻雀は三人でするものと思っていたそうだ。

その後、麻雀アイドルのオーディションに合格した松田は、女王決定戦でも優勝したことで、プロ雀士を目指す配信番組に出演することに。そこで、鍛錬を積み重ねた結果、最高位戦日本プロ麻雀協会に入会。デビュー後間もなく結成された「More」に加わり、いきなり人気女流プロとなった。

松田麻矢の打ち方や雀風

セオリーや手順が重視される麻雀において、自由奔放な打ち方を貫いているのが松田である。独特の感性に基づく打牌選択は解説者泣かせで、誰もが予想しない牌を残し、それを暗刻にすることも。勝負どころと感じればどんどん前に出ていくため、読みがハマれば驚くような高打点をたたき出す一方、大きなラスに沈むこともしばしば。驚きに満ちた麻雀を見せてくれるのが松田の魅力であることは間違いない。

松田麻矢の対局時の様子

第20期女流最高位戦Aリーグ第5節 2020/8.6

リーグ戦も折り返し、最下位に沈む松田だが、東2局の親番で配牌ドラ3のチャンス手。焦ることなくしっかり仕上げて6000オールを決めた。赤牌のないリーグ戦では決定打にも近いが、素点も欲しい松田はさらに攻める。南2局、[発]を4枚抱えてのイーシャンテン、暗槓も考えていたところに2軒目のリーチが入る。そして、テンパイしたところで暗槓を決行。嶺上では引けなかったが3軒目の追いかけリーチに踏み切り、高め[6]をツモって裏裏の6000オール。超積極的な姿勢が実を結んだ。

【8/6(木)12:00】第20期女流最高位戦Aリーグ第5節

麻雀ウォッチ シンデレラリーグ2018 予選第3節Bブロック1卓 2019/2.26

点棒状況を踏まえてにらみ合う状況となる中、軽めのアガリを重ねてトップ目に立った松田。東4局はメンツのない配牌で、萬子が6枚に[発]が対子。仕掛けてのホンイツ狙いに見えたが、テンパイ気配の他家をケアしながらもメンホンまで仕上げた。なるべく大きなトップが欲しい松田だったが、警戒が強いと判断してリーチせず、出アガリできっちりと8000点をものにした。その後は、かわす巧みさを見せた松田が逃げ切りを決めた。

夏目智依が大きく加点しグループ首位へ/ 麻雀ウォッチ シンデレラリーグ 2018 予選第3節Bブロック1卓

第11回μレディースオープン 2019/6.30

左から2人目が松田

勝って涙、負けて涙のドラマチックな一局となった。東3局でダブ東・中・ホンイツの4000オールをアガって大きくリードした松田プロ。南場に入って差を詰められるが、南3局では逆転条件を跳満に引き上げる大きなアガリを決めた。一発裏なしのルールで、オーラスのドラは[発]。追いかける稲毛千佳子プロにとっては厳しい条件となったが、麻将連合勢初の優勝への執念で、大逆転のツモを決めた。松田にとっては、目前に迫っていた初タイトルを逃す結果となった。

稲毛千佳子が最終局に劇的な跳満ツモで逆転優勝 /第11回μレディースオープン

SNSでの評価・評判

松田の元気な姿は、ファンにパワーを与えているようだ。SNSでは「自分も力をもらった」「冷めていた麻雀熱を取り戻させてくれた」といった声が多くあった。

フリー雀荘で打つのが心配という人にとって、松田の笑顔と元気はどれだけの心強さを与えてくれるのだろうか。

松田のことを「エンジョイ系」と認識しているファンも多いが、同卓してその強さを実感したようだ。

松田の配信を見たことがきっかけで、麻雀ゲームを始めたという人もちらほら。

ロードモバイル女流雀士対抗戦のゲストに選出され、5組のゲストの中で優勝。その優勝を記念して新宿駅構内にて松田麻矢の広告が掲載されている。

松田麻矢のおすすめの動画

思い切りの良い選択で8000オールのアガり



オーラスの親を迎えた松田は、トップ目と15300点差の2着目。7巡目にピンフのみをテンパイしたが、1手変わりで三色が見えるためヤミテンで構える。9巡目、123の三色か234の三色かの選択を迫られた松田プロは、[1]を切って234のタンヤオピンフ三色を目指してヤミテン続行。2巡後に狙い通りの[四]ツモで三色を確定させると、思い切ってリーチを敢行した。これを見事に一発でツモり、裏ドラを1枚乗せて親の倍満をアガってトップ目に。松田の思い切った強気の選択が、これ以上ない結果を呼び込んだ。

人狼でも行くときは思い切り良く



松田といえば人狼、というイメージを持っている方も多いのではないだろうか。本動画で松田に与えられた役は人狼。なるべく目立たないようにする作戦が定石として考えられるが、松田は「私は占い師である」と自ら口火を切った。しかも、隣に座っていた新井啓文プロが本物の占い師役だったことがさらに場を混乱させる。少々喋り過ぎて怪しまれる面もあったが、そのまま押し切ることに成功。見事に占い師の新井を脱落に追い込んだ。麻雀同様、人狼も強気で一直線なのが松田のスタイルだ。

松田麻矢のニュース・こぼれ話

『打姫オバカミーコ』に女流プロ役で出演

人気漫画『打姫オバカミーコ』の劇場作品『映画・打姫オバカミーコ』。須田亜香里さんと萩原聖人さんの共演で話題となったが、松田も女流雀士役として出演している。プロ入り前に読むことを勧められたという『打姫オバカミーコ』。その映像作品に出ることになり、感慨もひとしおの様子だった。

5年間在籍した「More」が活動終了

麻雀界と音楽界とを結ぶ本格的アーティストとして、2015年12月にデビューしたグループが「More」(モア)。結成当時から松田はグループに参加していたが、2020年12月にメンバー全員がグループから卒業という形で、「More」の活動は惜しまれつつも終了。松田が歌って踊る姿を見られなくなるさみしさはあるものの、5年間のアーティスト活動で培われた経験は、麻雀や人狼番組での元気な立ち振る舞いに生かされているようだ。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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