11月23日第21期女流最高位決定戦にて、内間祐海がトータル107.1ポイントで優勝し初の女流最高位を戴冠した。内間は今回が初の決定戦進出となったが、初挑戦で女流最高位戴冠となった。
女流最高位決定戦は2001年に創設された最高位戦日本プロ麻雀協会の女流リーグで、今期で21期目となる。今期は第20期で優勝した北海道本部の伊藤奏子に、第11期の女流最高位、セガサミーフェニックスの茅森早香、女流Aリーグを首位で通過して今期こその戴冠に挑むベテランいわますみえ、プレーオフを制して初の決定戦進出となった内間祐海が決勝戦に進出した。
1日目を首位で折り返した内間がリードを維持しながら最終戦を迎えた。しかし茅森とは41.5ポイント、いわまとは51.8ポイント差。トップ3着+素点で入れ替わる範囲。優勝に向けては2着以上を目指しての最終戦となった。
しかし最終半荘はいわまが東3局の親番で大きく加点して局を進めていわまがトップ目で進み、南4局では茅森が怒涛の連荘を続け、局は6本場まで進み内間は3着目。いわまが優勝条件を満たしている状況だった。
南4局6本場、内間はアガれば優勝のドラ暗刻リーチに辿り着く。親の茅森も終盤に形式聴牌を入れて更に連荘を目指すも最後の1枚をツモって内間が優勝を決めた。
【歴代女流最高位】
第1期 渡辺 洋香
第2期 山口 まや
第3期 山口 まや(2)
第4期 山口 まや(3)
第5期 根本 佳織
第6期 根本 佳織(2)
第7期 根本 佳織(3)
第8期 根本 佳織(4)
第9期 根本 佳織(5)
第10期 石井 あや
第11期 茅森 早香
第12期 花本 まな
第13期 小池 美穂
第14期 大平 亜季
第15期 大平 亜季(2)
第16期 大平 亜季(3)
第17期 西嶋 千春
第18期 西嶋 千春(2)
第19期 西嶋 千春(3)
第20期 伊藤 奏子
第21期 内間 祐海