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もっと勝つための現代麻雀技術論 第47回 「チートイツ1シャンテン」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第47回 「チートイツ1シャンテン」

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 チートイツの出現率はアガリ全体の約2.5%。受け入れが狭く、テンパイしても単騎待ちにしかならないので、あまり狙わないという人も多いと思います。しかし、狙うかどうかは全体の出現率ではなく、あくまで手牌と局面で決めるべきことです。

 受け入れが狭いと言っても、1シャンテンなら2面子形の悪形×2の1シャンテンとテンパイ率は大差ないですし、単騎ならアガリやすい待ちを選ぶこともできます。

 そして何より、「チートイツ」という2翻役がつきます。よって、役無しで悪形残りの1シャンテンに比べれば、チートイツ1シャンテンの方がだいぶ「よい手」です。

 2面子形の平和がつく良形×2の1シャンテン以上になって初めて、チートイツ1シャンテンより、「よい手」と言えます。

チートイツ1シャンテンと面子手1シャンテンとの比較

 受け入れ枚数ではなく、より「よい手」になるツモを優先するのはチートイツの場合も同じ。

 チートイツ1シャンテンに受けなければ良形テンパイの可能性が残る1シャンテンになるならチートイツを見切る、逆に面子手1シャンテンにしても、チートイツテンパイよりもよいテンパイにならないのであれば、むしろ面子手を見切ってチートイに決めます。

 チートイツに決めるのであれば、山に残っていそうな待ち、テンパイした時に他家から出やすい待ちを残すほうがよくなります。

チートイツ1シャンテンで暗刻を残すか

 暗刻を残すとテンパイする受け入れが1種3枚減りますが、トイツをポンしてトイトイ1シャンテン(あるいはトイツがアンコになってツモり四暗刻1シャンテン)になる変化が残ります。

 チートイツ1シャンテンとトイトイ1シャンテンなら、仕掛けが利く後者の方がだいぶアガリやすいですし、役牌があるなら打点も落ちません(役牌が無い場合もツモり三暗刻の可能性は残る)。

 1シャンテンを維持したままそこそこ手変わりが残るので、基本は暗刻を残します。暗刻を切ってチートイツに決めるのは、ポンできる牌が出ても鳴かない方が有利になる場合。

 トイツが枯れている場合以外では、手牌に浮き牌ドラがあり、鳴くとトイトイのみ濃厚で打点差が大きい場合が挙げられます。

チートイツ1シャンテンからシャンテン戻しするケース

 巡目が十分にあれば、チートイ1シャンテンより、仕掛けがきくトイトイ2シャンテンの方が、比較的鳴きづらいトイツが残っている場合でもアガリ率で勝ります。

 つまり2シャンテンに戻すとテンパイ時に良形確定の面子手になる場合や仕掛けがきくようになる場合はシャンテン戻しする方がアガリやすくなると言えます。

 ただし、シャンテン戻しをするかどうかは、あくまで「チートイツ1シャンテンに取った場合の手牌」との比較。

 チートイツ1シャンテンにとっても、より「よい手」への変化が十分に残る場合や、2シャンテンに戻すとメンゼンでテンパイしても打点が大きく落ちる手については1シャンテンを維持した方がよいので、シャンテン戻しをするケースは意外と少ないです。

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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