ラーメン、明太子、もつ鍋…博多は美味しいものの宝庫ですが、こちらではあくまで記事のコンセプトに沿った範囲内で御当地グルメを紹介させていただきます(笑)
今回訪問したのは、創業50年以上になる博多一口餃子の老舗、「旭軒 春吉店」。こちらでは1時間以内に食べた餃子の数で新記録を出すと餃子代が無料になる大食いチャレンジが行われています。
記録は300個。しかも以前TVチャンピオンの大食い選手権の本戦に出場された方の名前が載っていて、5年以上記録が更新されていません。これは私には記録更新はとても無理と思っていましたが、どうやらこちらのお店の餃子は、一口餃子の中でもかなり小ぶりな部類。そうなると大食い選手の300個という記録も、まだいくらでも余裕があるけれどキリのよい数まで食べただけでと考えられます。それなら記録更新の可能性もあるとみてこの度チャレンジに踏み切ることにしました。
チャレンジの旨をお店のおばちゃんに告げると、プロのフードファイターではないことを確認されました。どうやら300個達成された方は500個でもいけると言われたようで、プロでない方が記録を更新する楽しみが無くなるということでプロのチャレンジはお断りするようになったそうです。私はド素人なので安心してチャレンジさせていただきます(笑)
餃子は1人前が10個400円ということで、今回は31人前310個完食を目指します。310個の餃子が一度に並んだ画像が撮れるならインパクト大ですが、焼き上げる時間の都合上難しいので、まずは100個出してもらうことにしました。失敗した時は焼いた餃子の代金だけでいいので、無理そうならすぐにギブアップすることを勧められますが、100個でも4000円なので、簡単には退けません(笑)
餃子を頼むと付け合わせにキャベツが少量つきます。餃子で油を大量摂取することになるので、箸休めとして食べるには丁度よさそうです。なお、油対策として烏龍茶(150円)を別に注文しています。
餃子は本当に小ぶりで、一口餃子というよりは半口餃子。皮はカリッとして餡は甘みがあって食べやすい。これならいくらでも食べられそうな気にもなりますが、これからこの3倍以上の餃子を食べることになると考えると、一筋縄ではいかなそうです。
少し食べた後の画像ですが追加の50個。まだ余裕があるので、この頃は次の餃子が焼き上がるより先に食べ終えています。とはいえ、お店を切り盛りしているおばちゃん(餃子を焼く担当)とおばあちゃん(餃子を包む担当)は手慣れているだけあって、あまり待つことなく次の50個が出てきました。
200個目。ここでおばちゃんから最後まで焼いてもいいか聞かれましたが、勿論お願いすることにしました。しかしこのあたりから餃子の熱さと油が気になってきました。それまでは餃子に何も付けずに食べていましたが、酢醤油とラー油の出番です。
250個目。このあたりで半分の30分が経過。段々ペースは落ちてきましたが、本当に食べやすい餃子なので箸を止めずに食べ進められます。ニンニクが大量に入っている餃子とかだったらキツかったかもしれませんね。
ラストの60個。ゴールが見えてきたので一安心。味わうほどの余裕はありませんがゆっくりいただきます。
45分くらいで無事完食。お店の記録を更新することができました。ちなみに餃子は1個7g、キャベツは1皿約20gだったので約2.3kgでした。餃子の王将の餃子が1個25g。一般的に一口餃子と言われるサイズの餃子が大体15gくらいなので、いかに小ぶりであるかが分かります。300個とだけ聞いて尻込みせずに正解でした。美味しい餃子をこれだけいただけたのは本当に有難かったです。御馳走様でした。
次回からしばらくは、都内のお店を中心に過去に挑んだデカ盛りやチャレンジメニューのお店を紹介していくことにします。
【店舗情報】
旭軒 春吉店
TEL: 092-761-3819
住所:福岡県福岡市中央区春吉2-13-22
営業時間:[月~土] 18:00~翌3:00 [日] 18:00~翌1:00)
定休日:無し
▼食べログ
http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400103/40003604/
【お店の近くの雀荘情報】