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もっと食うための現代大食技術論 第76回

もっと食うための現代大食技術論 第76回

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らーめん二男坊」は、博多の有名な豚骨ラーメンのお店。当シリーズ的には縁のないお店と思っていたのですが、福岡空港店限定でつけ麺が提供されていて、しかも300g〜900gまで選べてお値段そのまま。上京する前は全く馴染みの無かった「つけ麺」が九州の地で腹一杯食べられるのは嬉しいですね。

とはいえ、ここでの900gはどうやら茹で上げ後の麺量。それだと当記事的には物足りないと思っていたのですが、つけ汁の種類が複数提供されていると聞いたのでダブル食いを敢行。つけ汁は福岡らしく豚骨と、辛みを加えた旨辛と、つけ麺の定番である魚介の三種類。豚骨と旨辛をそれぞれ900gずつでオーダーしました。

どうせならトリプル食いチャレンジも考えていたのですが、実は私、魚介系つけ麺はお腹を下してしまう体質。大食いでお腹を下すのはよくあることと当初は気にしていなかったのですが、よく考えてみればつけ麺の時ばっかりだったこと。つけ麺以外では節系の出汁が効いたカレーうどんでも起ったこと、つけ麺でも二郎系のような非魚介系では起らなかったことから原因が特定されました。味はとても好きなだけに残念です。

麺は全粒粉でゴワゴワした食感。生まれも育ちも豚骨ラーメンの私が、上京してから食べて衝撃を受けたメニュー。デフォルトでラーメンより麺が多く。冷たくてコシがしっかりしているのでただただ麺を啜ることに集中できる一品(今回は二品ですが)。これが細麺豚骨が当たり前の福岡の地で食べられる。良い時代になったものです。

スープ割りまで堪能して完食。次の機会があればランチタイムに訪問して、お替わり自由のライスまで楽しむことにしましょう。ご馳走様でした。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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