熊本市の田崎市場内にある、「ちょぼ焼き末広」というお店に行ってまいりました。ちょぼ焼きというのは、明治から大正にかけて大阪の駄菓子屋で生まれた、「たこ焼き」の原型となった粉物だそうです。野菜に刻んだ沢庵が入っていたり、醤油をたらして作る和風ベースなところが特徴。そんな昔ながらの味が守り続けられ、ここ熊本では一種のローカルフードになっているそうです。
数年前某番組の取材で、あの大食いタレントギャル曽根が来店。その時に提供されたメニューが現在チャレンジメニューになっています。名前はそのままギャル曽根ちょぼ焼き。通常のちょぼ焼きと比べ生地×5肉×3麺×4野菜×3玉子×2のチーズ入り。これを1人で8分以内に完食すれば無料になります。8分という時間はギャル曽根が周りとおしゃべりしながら味わいつつ完食したタイムだそうです。いくらギャル曽根とはいえゆっくり食べて8分なら、熱ささえ凌げれば何とかなりそうですが、熱さ対策のために飲んでいい水はコップ2杯までというルールです。
ギャル曽根ちょぼ登場。大皿の上に三段重ねで置かれたちょぼ焼き。8分以内に完食と言われるとやはり大丈夫かなと思わされるほどのボリュームです。熱さ対策のためのお水は2杯まで。これまでのチャレンジは水をあまり飲まずに食べ進めてかえって苦戦したことが多かったので、今回は積極的に使っていくことにします。
食べ始めてとにかく印象的だったのは、皮がとてもモチモチしていること。醤油で味付けされているので、卓上のソースや青海苔をかけなくても十分美味しくいただけますが、このモチモチの皮を早食いするのは結構キツイ。皮だけは早めに食べてしまうことにします。もちろん結構熱いので水も積極的に飲んでいきます。
3分ほどで皮を片付けて次は麺に取りかかります。麺は柔らかくかなり短く切られていたので食べやすい。これが麺も長くてもっちりしていたら厳しかったですが、どうやら間に合いそうです。ゆっくり味わう暇はありませんでしたが、たこ焼きやお好み焼きとはまた違う、昔ながらの味でありながらむしろ新鮮でした。癖になる人も多いというのも頷けます。
皿の中も口の中も一通り無くなったのが6分19秒というところ。意外と余裕がありました。無料チャレンジはありませんが、6~7人分のファミリーサイズ(3000円)もあるので、今度機会があればそちらをゆっくり味わっていただきたいですね。ご馳走様でした。
この日は夜にもう1戦。九州では未だ珍しいつけ麺専門店「おんのじ」に行って参りました。
こちらは茹でアガリ麺2kgのオケ盛を20分以内に完食すると、無料にはなりませんがオリジナルTシャツと節つけ麺無料券5枚がプレゼントされます。つけ麺は節つけ麺以外に、黒胡麻つけ麺、激辛赤節つけ麺から選べます。今回は黒胡麻つけ麺のオケ盛にしました。
チャレンジ開始。20分1本勝負。つけ麺は太くてコシがあるものだからこそ美味しいですが、チャレンジメニューとなるとやはりこのコシが強くて飲み込みづらいのがネックになります。麺のコシにやられた経験があるのでペースが上がらないとどうしても焦りがちになります。スープは仙台味噌と黒胡麻をブレンドした濃厚でドロッとしたもの。つけ麺としては今まで味わったことのないタイプですがなかなかいけます。
10分経過した時点でつけ汁の中にある麺のみになったので後はゆっくり流します。こうなるとスープのお替わりもしつつ味わいながら食べればよかったとも思ってしまいますが、制限時間付きと言われるとどうしても焦ってしまいます(笑) 13分30秒ほどで完食となりました。過去の成功者のタイムを見ると私より早い人が結構多いですが、お昼のちょぼ焼きが無ければもっと早く食べられた…と思います(笑) 何はともあれ美味しいものをいただけたうえにチャレンジに成功できてよかったです。御馳走様でした。
店舗情報
「ちょぼ焼き・焼きそば 末広」
▼住所
熊本県熊本市西区田崎町430-9 田崎市場えびす街クロネコヤマト横
▼営業時間
09:00~19:30(L.O.19:00)
日曜営業
▼定休日
無休
▼食べログ
https://tabelog.com/kumamoto/A4301/A430101/43005808/
「つけ麺 おんのじ 熊本近見店」
▼住所
熊本県熊本市南区近見7-4-6
▼営業時間
11:00~23:00(L.O)
日曜営業
▼定休日
無休
▼食べログ
https://tabelog.com/kumamoto/A4301/A430101/43007739/
赤で塗りつぶしている箇所は既に旅した都道府県になります。
今回は熊本を攻略しました、残り40都道府県となります。。
熊本県の雀荘情報
https://mj-king.net/tokushuses/prefs/43
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