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第61回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第61回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

現在雀魂公式では毎週水曜日に4コマ漫画「い〜にゃんてん」が更新されています。イラストが可愛い(特に一姫は本家より)ので何気にお気に入りだったりします。ちなみに英語版のタイトルは、「Doraichimon(ドラ一もん)」。猫つながりでドラえもん→きこりの泉→きれいなジャイアン…。心なしか4コマ目の一姫が、「きれいな一姫」に見えてきました。本家はいつも好物の焼き芋と甘栗をせびる(食い意地が)きたない猫なのです(笑)

雀魂牌譜

南2局

リーチが入ってないとしたら何を切るでしょうか。良形変化が豊富な形なので、雀頭固定よりはターツ固定を選ぶところ。アガリ率重視なら3メンチャン固定の打。打点重視なら456だけでなく345三色変化も残る打です。

2シャンテンに戻して双方の変化をみる打もあります。一見中途半端で、確かに平面上では最善手にはなりにくい打牌ではあります。しかしこの手の3択は、最善ではないとしても大差はつかないもの。今回は、リーチに安全(第一打から悪形待ちにも当たりづらい)なを切りつつ手を進められることを評価しました。

鳴けば1シャンテン。着順争いをしている下家からのリーチなのでテンパイを急ぎたくなるところですが、スルーしてマンズかソーズにくっつけば、勝負する無スジを1本減らせます。それならスルーしてもアガリ率が落ちづらく、できればのみ手より、決定打になる高打点の手に仕上げたい点数状況ということでスルーを選択しました。

ダマで現物、スジ待ちにも受けられますが、ダマ良形30符3翻以下の手ならリーチするところ。テンパイしたらアガリにくい安全策より、アガリやすい危険索を選ぶのがセオリーですが、今回は切る牌が現物と両無スジ。枚数は6枚と8枚。流石に打リーチとしました。

リーチなら…おそらくは切られてないので結果は同じですね。諦めましょう。

南4局

またしてもよくある3択。この手の問題はどれが正解と決めつけるのではなく、自分の好みで決めるでもなく、局面に応じてどの選択が有利になりそうかを判断します。もし東1原点なら、ピンズが場に高くソーズが場に安い。上家はツモ切りなのでは持たれてないことが多いのでペンは場況的に悪くないことから打でしょうか。

今回はオーラス2着目で、トップは満貫直撃か跳満ツモ条件。平和がつけば直撃かツモ裏で逆転できるので平和の有無がかなり重要であることから打としました。

裏が乗らなくてもツモなら逆転と思っていると上家からが出たので思わずアガってしまいました。ここをツモ切ってくるくらいだから上家もアガリに近く、銀の間は順位点の割合が小さい(見逃して跳満ツモなら+75pt、出アガリ跳満なら+45pt)ということで悪くないとみましたが、結果的には裏ドラが乗っていて、ツモ筋にまだが残っていました。南2局でリーチしてなければここでトップだったのですが…何はともあれ今日も

であります。

雀魂-じゃんたま-情報

2019年4月25日にサービスが開始された無料で楽しめるオンライン麻雀サービスです

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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