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第126回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第126回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

昨日から新しいイベントが始まりました…とは言っても今回は特に真新しいものはなく、アガって役に応じてもらえる三種類のアイテムで、ゲーム内で使用するアイテムと交換するというこれまでも何度かあったものです。

役とドラがそれぞれ三種のアイテムA(定規)、B(シャーペン)、C(ノート)のいずれかに相当しているのですが、メンゼン限定…アイテムA 字牌が不要…アイテムB 字牌が必要…アイテムCであることに気付きました。最近は字牌から切り飛ばしてリーチを狙うことが多い私は、Aはすぐ貯まるのに対してCがいつまでも残ることがよくあります。どのアイテムが貯まりやすいかで打ち筋の特徴が分かるのも面白いですね。

▼雀魂牌譜

東1局1本場 

最近は役牌の1鳴きをしないことが増えたとはいえ、仮に四麻であればメンツの無いアガリに遠い手とはいえポンして役牌ドラ2にもう1枚ドラを引くか更に役牌を重ねて満貫以上を狙うところ。しかしチーができないうえに、ツモ損かつラスのマイナスが大きい雀魂三麻においてはこれくらいでもスルーすることが多いです。

東家から早々とリーチ。三麻は他家の手牌進行が早いのもスルー寄りになる一因。降りる準備を始めることにしましょう。

そう思って現物から並べてまでツモ切りしていたのですが、途中でチートイツ1シャンテンになりました。狭いチートイツとはいえドラが重なればリーチで跳満以上となれば、現物以外でもまずまず通ってそうな牌を探すことも考慮します。東家はカンの受けを落としてリーチ。カンやペンよりはカンを残しそうですし、第一打のダブが鳴かれていない。以上の理由から今回はスジも1枚切れも大体通るとみて押してみました。

牌図はそこからツモでメンツが完成したところ。チートイツ1シャンテンに取るのであれば押しづらいところですが、スジになったトイツを落としつつメンツ手、最高で大三元が狙える手になりました。いくら高い手が狙えても2シャンテンに戻してはアガリ目は薄いので深追いは禁物ですが、今回は偶然にも通っている牌を切りつつアガリを目指せるようになりました。

そしてまさかのテンパイ。ダマ出アガリでも9翻の倍満、ツモなら三暗刻がついて三倍満に届きますが、リーチすればツモって役満、出アガリが三倍満〜役満になることもあります。

簡単に高打点の手が出て逆転され得る三麻なら、高打点から更なる得点上乗せの恩恵も大きいうえに、ダマにしても南家からの出アガリが期待できず、残りの役牌も山に残っていることが多そうなのでリーチ。これが山に残ってなさそうな悪形待ちなら超大物手テンパイでも、最終ツモでかなりの危険牌(今回であれば)を引いた場合に手を崩せるようダマにすることも考えます。

3巡目に親からリーチされた時点で3シャンテンの手からまさかの役満。やられた側からしたら理不尽極まりないですが、理不尽を味方につけたかったら、やっぱり手順を尽くしたうえで打数をこなすより他ないと知らされるのでありました。

雀魂-じゃんたま-情報

2019年4月25日にサービスが開始された無料で楽しめるオンライン麻雀サービスです

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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