三麻は見た目以上にホンイツを狙わない方がよいというというのは以前お話しましたが、逆に見た目以上にホンイツを狙った方がよいのが四麻。鳴き判断をそれほど変えたつもりがないのに四麻の副露率が30%を切っているのは、三麻で字牌から切り飛ばすあまりホンイツ狙いの手組を忘れている可能性があるのでこれから思い出していきましょう。
東1局
一般的には一色と字牌で10枚以上がホンイツを狙う目安とされますが、ホンイツにせずとも役アリ高打点になるので10枚からでも狙わない場合や、ホンイツ以外のアガリ自体が厳しいのでもっと少ないところから狙う場合もあります。
他色の数牌と字牌を直接比較するのは難しいので、ポイントはどちらを切っても手が進む共通の受け。の重なりでマンズリャンカンを切り飛ばしていく手であるが故に、第一打もから切った方がよいと考えました。
ツモったので符ハネで1300-2600。1000と1300はほとんど変わりませんが、3900と5200は結構な差。四麻が見た目以上にホンイツを狙った方がよいのは狙った時の打点的メリットが案外大きいというのもあります。
南2局
ポンしてテンパイ取らずの打。が出て1000点のアガリがよいか、ポンして単騎の5200点テンパイのどちらがよいかと言われれば後者です。もちろん局面次第で前者がよいと判断した場合はテンパイに取ります。ホンイツに限らず、単に基準を設けるのではなく、「一手先の比較でどちらがよいかを考える」ことで、手牌と局面に応じた打牌を選びやすくなります。
下家が切り遅れた字牌を捕らえて5200のアガリ。どんなに山に残っていても王牌にあったらアガれませんが、他家の手牌で不要牌として残っていればいずれアガれるというのも序盤の字牌待ちの強み。このアガリが活きてトップで対局を終えることができました。
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