いよいよ雀魂×賭けグルイのコラボスタート。今回のイベントは、勝てば天国負ければ地獄の修学旅行。一味も二味も違う麻雀サバイバルが貴方を待ち受けています。
以前、「修羅の戦」が四川ルールを参考にしているという話をしましたが、今回の採用ルール「赤血の戦」は何と四川ルールと修羅の戦をミックスした雀魂オリジナルルール!普段のリーチ麻雀とは全く違うゲームですが、やっているうちにルールを飲み込みやすく短時間で終わるので遊びやすい。何よりとてもエキサイティングなのでこの機会に是非ともプレイしてみることをお勧めします!
▼雀魂牌譜
第1局
赤血の戦は字牌無しの108枚で遊びます。親子の区別無く連荘無し四局戦。そのため東1局ではなく、「第1局」。修羅の戦のように配牌から3枚牌交換しますが、この3枚は同色の牌でなければなりません。つまり牌図から索子を選ぶことはできません。
私はを選択。振聴が無いので待ちが残っても困らず、筒子は清一色(3翻)があるためです。
三色の牌のうち和了に使えるのは二色のみ。ただでさえ早い和了が出やすいので、不要な色を落とす手順を挟むことで配牌の格差を是正しているのですね。どの色の牌を使わないかを全員が宣言したら対局開始です。
待ち聴牌。役無しも「無番和」の1翻となり和了可能です。早速が出ましたが、ここでロンすると1000点です。点数は1翻増すごとに2倍。6翻が上限で32000点となります。
一方、ツモで和了すると、(ロン和了の点数+1000)点を非和了者全員から貰うことができます(1人和了しても局が終わらず、3人和了するか流局まで続く)。つまりこの場合ツモ和了なら(1000+1000)×3=6000点となります。
更には和了だけではなく、「槓」するだけで点数を貰うことができます。暗槓なら2000点、ツモ牌の加槓(手牌から槓した場合は貰えない)なら1000点を非和了者全員から、大明槓なら槓させた人から2000点です(打としてを暗刻で残したのもを槓するためです!)。
逆に言えば、不要牌同士の比較なら、生牌はなるべく序盤に切ってポン、カン(チーは無し)される可能性を減らすよう心がけたいですね。
更には根(ルート)という役により、和了時に同じ牌を四枚持っていると1種類につき1翻。嶺上開花でも1翻つきます。つまりここからを暗槓して嶺上牌でツモ和了すれば、暗槓で2000×3、無番和、嶺上開花、根の3飜で(4000+1000)×3。合計で21000点にまでなります。明らかに高い手を聴牌している他家がいるなら別ですが、今回は見逃しに分があると判断しました。
ツモって6000点の和了。同じ無番和でも1000点と6000点では大違いです。
第4局
最終局。萬子は選べないので完成門子ですが筒子3枚を選択して索子清一色狙い。
手拍子で「筒子」と宣言してしまいましたが、この手なら引いたところで聴牌に取らず清一色狙い。それなら筒子を渡した相手以外にも索子清一色を読まれにくいように「萬子」と宣言すべきでしたでしょうか。筒子を渡した人以外に筒子清一色狙いか索子清一色狙いかを分かりにくくすれば、筒子と索子で和了を目指す他家へのミスリードを誘うことができるかもしれません。
清一色聴牌。ここででロンすると3翻ロンで4000点止まり。ポン打という選択に気付けたでしょうか。待ち。他家が和了する前に3翻ツモなら15000点。なら根もついて4翻となりツモれば27000点になります!
上家に大明槓されましたがツモ和了。トップに立ちますが3人和了か流局まで続きます。
東家が海底牌でツモ和了。清一色3翻、海底撈月1翻で4翻。9000×2で18000点となりトップを捲られてしまいました。
海底牌までに3人目の和了者が出なかったので流局。聴牌料の移動が起こります。
32000点??? 新ルールを導入したばかりの不具合???
…実はバグではなくこれがルール。流局した場合、不聴者は聴牌者に、聴牌者が和了できた場合と同じ点数(高目取り)を支払うことになります。
南家はをツモれば四槓子(赤血の戦では「十八羅漢」で6翻)というところまでいきましたが、実は暗槓の時点で金勾釣(裸単騎の対々和)で3翻、根が3つで3翻。合計6翻だったのです。
最終局に和了してトップになったかと思いきやまさかの3着。早速「赤血の戦」の洗礼を受ける羽目になりました。30年以上麻雀やって大概のルールは把握しているつもりでしたが、全く新しい、されどむしろ麻雀の原点に近いルールに大いに刺激を受けました。イベント期間中は「赤血の戦」ルールをやり込むことにしましょう。それではまた次回。
雀魂 について
オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。