来月は「双聖戦」が開催されます。参加資格は今月までに四麻で雀聖以上になっていること。難易度としては天鳳六段くらいでしょうか。2015年に出版した『天鳳公式完全攻略読本』内で私が書いた記事を一部修正したものを、「楽しく勝つための現代麻雀技術論」としてnoteにまとめております。雀聖到達までなら第20回までの内容を把握しているだけでも十分です。これから双聖戦出場を目指される方は是非ともご覧下さい。
先月の三麻雀愉位争奪戦、代表の12名が決定しました。今月の選抜戦で雀愉位が決まります。栄誉と豪華賞品を目指して頑張りたいところですが、四麻雀愉位争奪戦と並行開催なので四麻三麻の切り替えで苦戦しています。
▼雀魂牌譜
東1局
ドラドラリャンメン聴牌なら無スジドラでも何でも押しと必ずしもいかないののは三麻ではよくあること。4枚見えにつき残りスジは既に5本。その中でもが後まで残されたことから周辺牌が放銃になる可能性が特に高まっています。
残りスジが少ない時は通る理由より先に通らない理由を探すのが鉄則。それにも関わらず、ドラなのでならが先に切られるはずという、通る理由を先に考えてしまったのが不味かったですね。実際には打で雀頭の完全1シャンテンになったパターンでした。
東2局
チートイツ1シャンテン。一応メンツ手も残そうと考えがちかもしれませんが、実戦ではメンツを崩す打。
狙いは聴牌した時の河の強さ。ピンズのまで並べるとメンツ手としてはかなり限定的な河になるのでチートイツが警戒されやすい。待ちを読まれにくくするという観点からはが重なった方が和了しやすいという考えです。
しかしこれでもメンツを崩していることから少なからずチートイツを警戒されそうですし、ダマでも18000ある以上ダマが無難そうですが、折角河を作ったのだからという理由でリーチしてみました。
何と一発で出て24000。結果的には先程の失点を埋め合わせる会心の和了となりました。この調子なら前局までのトップと合わせて選抜戦を通過できそうと考えていたのですが、の切り順ならもも放銃率は大差ないとみてツモ切ったところが裏ドラになり12000放銃。そのままラスで終わってしまいました。もの後に切っていて、から先にを切る理由として考えられるのは単騎待ちが残った時の和了しやすさ。聴牌直前で私がを切ったので合わせ打って単騎聴牌からの手変わりも想定してしかるべきでした。こちらも当たり牌が絞れているうえにノーテンから押すメリットが薄いのですから、当たらない理由より当たる理由を先に考えるべきでしたね。
雀魂 について
オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。