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第266回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第266回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ                               

雀愉位争奪戦(四麻東南戦)始まりました。私は可能な限り参加して卓回しに貢献いたします。どなた様も奮って御参加下さい。

雀魂牌譜

南2局

雀愉位争奪戦より一コマ。押し引き判断において最優先で考慮すべきなのは、点数状況や切る牌の放銃率より自分の手牌の和了率。聴牌が十分に考えられる2副露に対して2シャンテンから通ってない牌は止めるよりありませんが、ラス目の親なので後が無い、[9]くらいはまあいいだろうと思ってツモ切ってしまいました。

南3局

ここでは運よく満貫をツモって失点を取り返すことが出来ましたが…

南4局

ホンイツかトイトイを狙って[中]ポン打[七]。南2局の2000点放銃がツモられて1000点の失点で済んでいれば、2600で足りるのでマンズのリャンメンを落とすことはありませんでした。

たまたま即[八]が重なってラッキーと思っていたところにツモ[2]。この牌を残すメリットは最後の1枚[3]を引くなりポンするなりした時に逆転条件を満たしつつリャンメンを残せること。逆に言えばそれだけ。それなら1枚切れ[北]を安牌要員で残すに越したことはないと思いツモ切りしたのですが、この局面なら[2][北]も将来の放銃率に大差なさそうですから、それこそ僅かな変化を残すに越したことはなかったのではないでしょうか。

[3]が下家から切られて思わず変な声が出そうになりました

[一]をツモ切ると東家が鳴き一通で12000放銃とまさかのラス。この[一]を止めるのは無理がありますが、[2]を残せていても、南2で放銃せずオーラス2600条件でもこの局面にならず和了ってトップで対局を終えられていたはずです。

最後の放銃にばかり気を取られて、「当たり牌を止めるべきだったかも」と思ってしまうのはもちろん、「この放銃は仕方ない」で終わらせてしまっても、本当の問題はどこにあったかを見落としてしまうことになります。どこでミスをしたのか、そしてそのミスの原因は何だったのかに着目するようにしたいですね。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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