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第280回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第280回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ  

雀魂にはお菓子が好きなキャラが多数登場しますが、朝葉高校(雀魂世界に登場する高校の名前)のスイーツ部は廃部寸前とのこと。その理由はスイーツ好きだけど致命的なバカ舌(公式設定)の八木唯ちゃんと、スイーツ好きのイケメンだけど何かと一言多い石原碓海現会長に原因がありそうです。麻雀もお菓子も、好きなものを好きな時に好きなように楽しむのが一番ですね。

雀魂牌譜

東2局

聴牌に取ることもできますが、牌が26種([北]はもう1回ツモれるのでカウントせず)の三麻なら序盤でリャンメン変化5〜6種もあれば手変わりを待つ方が和了率が高くなるとみて聴牌外しの打[④]。上家が索子一色手の可能性が少しだけ上がっているので、筒子リャンメン待ちの価値が上がっているというのもあります。

ドラが[1]でないなら、手変わりを待つにせよ打点との兼ね合いで打[1]ダマ、打[6]ダマも候補に上がります。個人的には特に条件がなければタンヤオ、一通の打点重視で打[1]ダマ、ただし今回は上家が索子一色手の可能性がやや上がっているので、上家に聴牌が入ってから手変わりした際に索子を切らずに済むことが多い要素を重視して打[6]ダマでしょうか。シンプルな手牌でも、局面に応じた正着を導くのは難しいものです。

即リーチでもラス牌の[④]をツモり和了っていたようですが、裏が1個乗ったので平和がついた恩恵でハネ満になりました。

東2局2本場

更にリードを広げたところでダブ東が重なり1シャンテン。手拍子でピンズに染めてしまいましたが、ホンイツとドラ受けを捨ててもダブ東白赤で満貫以上確定。この点数状況から「満貫止まりの和了」にしたいせいでトップを逃すことが果たしてどれほどあるでしょうか。少しでも和了率を高めるべくドラ[⑦]受けのペンチャンを外すべきでした。

実は山に残っている枚数では[2][②][⑦]が多かったのですが、このメンツ逃しはミスの部類と思われます。

下家からリーチが入り、こちらも聴牌が入ったもののフリテン。カンチャン待ちと同程度の和了率とみなせば、打点と通っている牌も少なさ込みで[③]くらいは押すところでしょうか。

「トップ目がフリテン聴牌でリーチがかかっているにも関わらずカン」 これだけ聞くとだいぶ暴挙に聞こえますが、ツモ切りするには放銃率が高く、このままベタオリするくらいなら放銃リスクを負わずに和了目が残せる方がよいと判断してカンを選択。

[④]がカン裏じゃなくて裏ドラで良かった(カンしたことで失点が増えたわけではないので)と謎に安心していましたが、倍満をツモられてしまったのは同じ。結局トップも捲られてしまいました。相変わらず冴えていませんね。それではまた次回。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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